ぽんずの雑記帳

もうすぐ中秋節（中秋の十五夜）、そして金木犀の花も咲き始めました。
今年は「桂子月中落，天香雲外飄」「月桂同賞」が楽しめるでしょうとの
南京やら上海やらのニュース。
（数日前に、蘇州でも、金木犀の香りがしましたが、気のせいじゃなかったんですね）



桂子月中落，天香雲外飄

桂子月中より落ち 天香雲外に飄る....



これは、唐の宋之問の『霊隠寺』という漢詩の一節。
霊隠寺は杭州にある寺院です。
（杭州と蘇州は結構近くです）
（杭州のある浙江省と、蘇州のある江蘇省はお隣です）

ちょうどこの季節を詠んでいますし、
また『天竺寺八月十五日夜桂子』という漢詩もありますが、

桂子とは、月に生えている桂の木の実。
ちなみに桂とは金木犀のことです。

中秋の満月の対になるのは、江南地方では、金木犀。
月と、金木犀の香りが一緒に楽しめる「月桂同賞」が期待できそうです。


http://www.weather.com.cn/news/2013/09/1968954.shtml

日本でいうところの上海ガニの季節です。
なんと、杭州に自動販売機が現れたとか...

価格は、
高いのが重さ150～125グラムほどのカニ　60元
安いものが100グラムのメス、125グラムのオス　20元
だそうです。



びっくりです！

写真を見るとカニにつける調味料も売られているみたいです。

http://www.he.xinhuanet.com/xhtp/2013-09/13/c_117360923.htm

今年6月、陝西省のプロジェクト建設予定地で考古学研究院の調査が行われ、五つの唐代の墳墓が発見されました。
8月から、その墳墓について発掘調査安が行われていたのですが、その一つが、則天武后に仕えた上官婉児の墓であることが発掘された墓誌からわかったそうです。


上官婉児は、則天武后に仕えた、その後、唐中宗（父は高宗、母は則天武后）の昭容（后妃の名前の一つ）の一人になった人です。
后妃ではありましたが、中宗の時代、政治の表舞台でも活躍、玄宗がまとめさせた「上官婉児集」が残っています。

お墓の状態は悪かったようですが、墓誌が見つかったことは歴史学的に大きな意義があると思われているようです。



画像は、お墓の中の様子。

http://www.chinadaily.com.cn/dfpd/retu/2013-09/11/content_16960390.htm

記録的な暑さが続いていますが、
そんな中、ニュースでよく見かけるのが「如”煮餃子”」ということば
餃子を煮るような...。


「游泳池里煮饺子」、「海水浴場煮饺子」などと見かけます。

日本語にすると、芋を洗うような、芋の子を洗うようなという意味ですね。
お国柄が感じられて面白いです。　

天壇？のように見えますが、ちょっと違いますよね。
なんと武漢近くの農村の墓地(日本風に言ったら、墓地公園になるのかな？)だそうです。
なんかすごいですね。、

他にも写真があります。
こちらをどうぞ
http://news.xinhuanet.com/photo/2013-08/10/c_125146114.htm