ぽんずの雑記帳

現在、「燕京雑考＠ブログ」で、「楊家埠年画選」を紹介しています。
年画は、年越しに欠かせない中国の縁起絵です。
日本だと掛け軸になりますが、中国では壁に「べた！」っとはります。
版画です。
興味のある方はどうぞ！

そしてもしも、年画が欲しいな...　と思われたら...
とおもい、いろいろ調べたところ
日本でもこの楊家埠年画をネット販売していらっしゃるお店がありました。

「中国雑貨と伝統工芸品の店・華蔵」です。
「楊家埠年画」のコーナーで
私が紹介している年画のいくつかを購入することができます。
興味のある方はぜひ「華蔵」さんのサイトにGO！！

河北省の出稼ぎ村の、幼稚園の様子。

この時期の河北省....
暖房がなかったら....
涙が出ます。


http://news.cnwest.com/content/2012-12/18/content_7923589.htm

来年の巳年のお年賀デザインを考えていたところ、
そういえば....　私の腕時計！...　(^^ゞ



これは、己巳年...　つまり1989年の干支切手のデザインの時計。
1989年にも北京にいましたが、その当時に入手したものではなく、
入手したのは1998年でした。
骨董系の時計と一緒に並んでいたのですが
一目ぼれ！購入しました。（ちなみに私は、巳年生まれ）

1989年のあのころから、干支切手がはじまったような記憶が....

そうそう、この干支切手を時計にしたものは、あの時いくつかありました....
ちなみに、時計は日本製....　みたいです。

そうそう、チラッと写っているベルトは、もう何代目かです(^^ゞ....

このところ、読んでいたというより、眺めていた本です。

「日本古詩一百首」

翻訳：檀 可
出版：外国文学出版社
発行：1985年7月

百人一首が七言、五言絶句に翻訳されています。
ちなみに底本は、百人一首精釈　（尾崎暢殃、大坂泰　加藤中道館）だそうです。
訳者の前言によると、訳者は、河北師範大学の先生らしいです。

それはともかく値段が....　なんと「0.96元」....
購入当時、大学生でした....
あの当時の為替レートと現在のと考えると、単純計算で9.6元ですね。

大学生だった当時、注目したのは、やっぱり阿倍仲麻呂の




この本の中では

長空望月
遼闊長天玉鏡昇　仰首遥望動郷情
猶是当年春日月　曾在三笠山頂明

そういえば、この唐詩版は

望郷詩
翹首望東天　神馳奈良辺
三笠山頂上　想又皎月圓

この詩は

かの国人聞き知るまじく思ほえたれども、事の意を男文字にさまを書きいだして、ここの語つたへたる人に言ひ知らせければ、意をや聞えたりけむ、いと案ひの外になむ感でける。唐とこの国とは、言異なるものなれど、月の光は同じことなるべければ、人の心も同じことにやあらむ。・・・

と、紀貫之が紹介していたと、磯城島綜藝堂さんが敷島随想「百人一首歌人旅」の「連載」　第１３５回　第７番・その１　安倍仲麿ー長安の満月で触れられています。

男文字...　云々といわれると、平安時代までトリップのあのころまでトリップしてしまいますね。
その男文字の詩が、五言絶句の望郷詩であったのではないかと磯城島綜藝堂さんもかかれていますし、日本人が詠んだ唐詩を集めた中国の本の中にも入れられているのですが、古くはどこにおさめられているかないんですよね。いつかは勉強したいのですが、その前に積み重なっている本が！！！

閑話休題....

中国の人はこう解釈するのか....　といまさらながら、面白く詠んでいます。
それにしても、30年近く前の本ですが....　(^^ゞ

中国では、今の時期、特に年末という感じもしないのですが、
唯一、来年の祝祭日の休暇日程が発表になります。

というわけで
「有給休暇のこんな活用法！」
がホットな話題になっています。
16日の有給休暇を利用で合計56日の長期休暇が取得できるとか....

すごいなぁ....


http://finance.china.com.cn/moneychina/money/cfsh/20121211/593081.shtml