81 ナイフ投げ
2016.09.06
北京民間生活彩図 81 剟鏢刀図(擲剣)



ナイフ投げの図です。

日本語訳タイトルは、古めかしく「擲剣」(てきけん)としてみました。
76 石亜鈴使い
2016.09.06
北京民間生活彩図 76 耍双石頭図(石亜鈴使い)



力持系の見世物芸人の石でできたバーベルを縦横無尽に操ります。
その型は、72種類もあったといいます。
66 力技を見せる力持
2016.09.06
北京民間生活彩図 66 売芸図(力持)



石臼を持ち上げたり、力自慢の見世物です。

この絵は当時有名だった傻王という人を描いたもです。
かれは力自慢の芸を売りそれを生業としていて、60歳を過ぎてなお血気盛んだったそうです。
ちなみに傻王は、馬鹿の王さんというような意味です。

---------------参考---------------

日本語タイトルの「力持」ですが、力自慢の芸人をかつて「力持」といったので、それをタイトルにしました。
51 武科挙の実技試験から石挙げ
2016.09.05
北京民間生活彩図 51 端技勇石図(石挙げ)



石を持ち上げる石挙げは、武官登用試験である武科挙の試験の一つです。
既定の重さの石を規定の高さ、回数持ち上げる試験です。

---------------参考---------------

武科挙の試験項目は
「弓刀石馬歩箭」の試験でした。
内容は

 弓: 強弓をひく
 刀: 重い刀を手にしての演武
 石: 石挙げ
 馬箭: 騎馬による射的
 歩箭: 徒歩による射的

でした。
そのほか、学科試験もあり、それは古典兵法から指定された一部を清書するというものでした。
37 火の輪くぐり
2016.09.05
北京民間生活彩図 37 鑽火圏図(火の輪くぐり)



木製の輪に油紙を差し込み、火をつけます。
その火の輪を軽快に潜り抜けて見せます。

今ではサーカスなどで動物が演じていますが
昔は人間が軽業としてやっていたんですね。

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