ぽんずの雑記帳

扉に「門神」、両脇に春聯（春を迎えるおめでたい対句）
「恭喜！恭喜！」と新年のご挨拶

あれ～～～
何故に、ヒスイ色？？
普段はもっとブルーなのに？？？

2012/01/10にのはこちら

大晦日...　ふと気が付きました。
財神、準備してない！！



カードですが、これでいいかな。
あまりにも現代風すぎて笑えますが(^^ゞ

[舊京風俗百圖] 送財神爺

大晦日、男の子たちが粗悪といってもいいような「財神」の版画絵を売り歩きます。
元日には財神を迎えますし、縁起物ですから必需品。
だけど大忙しの年末に、うっかり買い忘れ！という家もあるのではないでしょうか。
そういう家を狙って？男の子たちは「送財神爺来啦」という売り声で売り歩きます。

すでに買ってた場合、売り子の男の子にはこう答えましょう。「已接」（もう、お迎えしたよ）
決して「已買」（もう、買ったよ！）...　と答えてはいけません。
...　と答えます。
神様のことですからね！

大晦日といったら、大童な様子が思い浮かびますが、
この絵も、その様子が描かれています。



トラの帽子をかぶっている子供や、団扇太鼓を打ち鳴らす子供、大人の邪魔になりながら？カラ独楽を回す子供が見ていてほほえましいです。
（って邪魔だろうなぁ...　とは思いますが(^^ゞ）

あれやこれや気になるものは多いのですが、女中さんが奥様にわたそうとしている煙管の長さが気になります。
花魁煙管より長いのでは？？？

下男が天秤棒で担いでいるのは　前に酒壷、後はなんでしょうか...　気になるなぁ...

首都博物館収蔵品から