これは、どの門?
2015.10.24
清の時代の、絵を集めた本はいろいろと持っているのですが、
ヨーロッパ人の人が描いたものはなかなか面白いです。
私が持っているのは、香港で出版された、トーマス・アロムというイギリス人画家の絵を中心に清朝中国をいろいろな面から解説した本なのですが、その表紙にもなっているのがこの絵。




Western Gate, Peking



ウエスタン・ゲートですし、門の内側に、パゴダが見えるので、阜成門だろうな... と思っていたのですが、
ついに、阜成門であることが、確認されました (^▽^)

ひょっとしたことから、マカートニー使節団について、調べていたのですが、
その随行員であったウィリアム・アレグザンダー描いた「北京の平則門」という絵を見つけたのです。
(ウイリアム・シャング氏の論文『イギリス人画家ウィリアム・アレグザンダーが 演出した 18 世紀末期の中国』による)
平則門とは、阜成門の昔の名前です。
アロムは、実際に中国を訪れていないそうですから、
(中東あたりまでは旅行したことがあるそうですが)
多分、アレグザンダーの絵を、模して描いたのでしょうね。
アロム「中国風景図集」はもっていないし、アレグザンダーの絵にもの詳しくないので
比較しようがないのですが、とアレグザンダーの絵、ダブっているものが多かったりして.... と興味を持っているところです。




2015.10.24 11:18 | 固定リンク | 未分類
重陽の節句、高台に登る
2015.10.18
2015.10.18 15:17 | 固定リンク | 北京風俗図譜
後宮の九月
2015.10.14
乾隆年間の「月曼清遊図冊」から
宮中の后妃の菊花を観賞する様子です。



雍正十二月行楽図軸:九月賞菊





九月というと、九月の重陽の節句、高台に登る... を想像しますが、女性はなかなかそうはいかないもの。菊を楽しむのがせいぜいでしょうか。

菊も、いろいろな種類があり、目を楽しませてくれました。



故宮壁紙集: 寒露
2015.10.08
故宮博物院の壁紙集から見つけた昨年(2014年)の寒露の壁紙です。



紫禁城时空の「皇家月暦壁紙」からどうぞ!
絵葉書集: 十九世紀中国風情画明信片
2015.10.04


19世紀中国の風情画の絵葉書です。
(北京市東区郵電局発行)

  

  

  

素朴な木製フレームが気に入ったので購入。
ずっと、本棚の一角を飾っています。

絵をクリックすると、大きな絵が出てきます。


絵柄は、「点石斎画報」の雰囲気に似ていますよね。
ってことは、呉友如の絵なのかな?








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