書籍紹介:『舊京風俗百圖』
2015.10.26
ちょうど、中国史よりも、北京の伝統に興味を持ち始めた頃、購入した本です。
北京の友誼商店という、外国人御用達のお店の書籍コーナーで購入した、1984年出版の香港の本です。
絵に、それぞれ、詩が寄せられていて、それと、その詩の解説を読むのも楽しいです。



この本には、日本語版があります。1983年出版。
なぜか、日本語版も持っているんですよね... 
燕京風俗

詩の解説が、日本人向けに詳しくなっているところがうれしいです。
興味のある方はぜひ。
現在は古本でしか入手できませんが、その代わり安き手に入ります。
あの頃、あの値段は、貧乏留学生には、とっても高いお値段でした...


オリジナルは、中国で出版されたのだと思うのですが、その本には出うことがありませんでした。



書籍紹介:『胡同九十九』
2015.10.26
なぜか秋になると手に取る『胡同九十九』。
写真エッセイ集です。
徐勇氏の『胡同101像』集から選んだ99枚の写真とそれにあわせて
99人の著名人の文章が載っています。



写真を眺めたり、文章を読んだり.... 楽しいです。
オリジナルの写真集の出版は1990年。
当時残念ながら、入手できなかったのですが、
その後、1996年発行の『胡同九十九』という著名人の文章も読めるこちらのほうを購入が手に入ったので、満足でした。

どの写真を見ても、懐かしさ満載で、
中国の友達を訪ねたときや、寺院に参るついでに胡同をさまよった留学時代を思い出します。

この写真エッセイ集は、日本では発売になっていませんが、
元になっている写真集は、『胡同(フートン)―北京下町の路地 (平凡社ライブラリーoffシリーズ)』という書籍名で日本でもかつて発売になったようです。


古本でしか入手できないと思いますが、
興味がある方はぜひ。

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