書籍紹介:『胡同九十九』
2015.10.26
なぜか秋になると手に取る『胡同九十九』。
写真エッセイ集です。
徐勇氏の『胡同101像』集から選んだ99枚の写真とそれにあわせて
99人の著名人の文章が載っています。



写真を眺めたり、文章を読んだり.... 楽しいです。
オリジナルの写真集の出版は1990年。
当時残念ながら、入手できなかったのですが、
その後、1996年発行の『胡同九十九』という著名人の文章も読めるこちらのほうを購入が手に入ったので、満足でした。

どの写真を見ても、懐かしさ満載で、
中国の友達を訪ねたときや、寺院に参るついでに胡同をさまよった留学時代を思い出します。

この写真エッセイ集は、日本では発売になっていませんが、
元になっている写真集は、『胡同(フートン)―北京下町の路地 (平凡社ライブラリーoffシリーズ)』という書籍名で日本でもかつて発売になったようです。


古本でしか入手できないと思いますが、
興味がある方はぜひ。
書籍紹介:『シュリーマン旅行記 清国・日本』
2015.10.24
書籍紹介:『シュリーマン旅行記 清国・日本 (講談社学術文庫 (1325))

江戸も、北京も好きな私の愛読書です。
幕末、清朝末期、東アジアを旅したのは、トロイア遺跡の発掘で知られるハインリッヒ・シュリーマン。

あのシューマンが、日本、そして中国をどんな風に感じたのか、お楽しみください。


書籍紹介:『幕末日本探訪記 江戸と北京』
2015.10.24
江戸も、北京もよく読む書籍です。

幕末、清朝末期、東アジアを旅したのは、
超有名紅茶ブランド、フォーチュンの縁戚者です。

幕末日本探訪記 (講談社学術文庫)

フォーチュンの縁戚者ということもありましょう
植物についての言及が多く、それもなかなか楽しめます。

書籍紹介:『幕末日本探訪記 江戸と北京』


あれやこれや、ちょっとした、ことが面白いです。
書籍紹介:世紀末中国のかわら版―絵入新聞『点石斎画報』の世界
2015.10.24
「十九世紀中国風情画明信片」を読まれて「点石斎画報」とは何?と思われる方に、こちらをどうぞ



とっても、怪しげな、新聞... 「点石斎画報」を楽しんでいただけると思います。
現実逃避用の本...
2015.02.11
現実逃避となると、本の世界に逃げることが多いのですが、
定番はこの三冊
中国幻想小説傑作集 (白水Uブックス)』、『唐宋伝奇集〈上〉南柯の一夢 他11篇 (岩波文庫)』、『唐宋伝奇集〈下〉杜子春他39篇 (岩波文庫)』。
ずっと読んでいるので、これを読むと落ち着くといいましょうかなんといいましょうか。

日本の書籍ですから、日本人になじみのお話のオリジナルや、影響を与えているお話などが集まっているのもうれしいところ。
実は、自来也、児雷也(じらいや)ってオリジナルでは「我来也」だと知ったのは『唐宋伝奇集〈上〉』でした。
そして日本のあれやこれやのお話が、中国伝来のものだと知ったのも... 改編されているとわからないものもありますよね。

何故に中国語ではなく、日本語かといいますと.... 父の本棚から拝借して面白かったので、父から譲り受けたからなのです(*^_^*)
というのもありますが、いろいろな作品から、日本人が面白いと思うものが集められているということもあるとおもいます。

そんなこんなで、この三冊は、手放せません。

  

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