粽(ちまき)
2015.06.14
もうすぐ端午の節句(五月五日は6月20日です)ということで、会社から支給がありました。


粽(ちまき)と塩漬け卵... なぜに塩漬け卵?

蘇州の老舗、五芳斎のもの。
粽は、おこわ風粽と、小豆のアン入り粽。

お部屋探しにつきあってくれている総務くんに
「咸鸭蛋... って日本語でどういえばいいですか?」
ときかれたのだけれど、これのことだったのね。
咸鸭蛋... 塩漬け卵
だけど、何故に、端午の節句に塩漬け卵??

先日、粽について、ちょっと、中国の方に聞かれたときのことを書いておきます。


私の家では、5月5日と、旧暦の五月五日に祖母から粽が届いたの。だから、私が旧暦に親しんでいるのは祖母のおかげだと思うわよ。粽は、中国の粽のように大きくなくないのよ...そうそう!粽っていうと、2種類思い出すのだけれど、一つは、中国の「青団」(青団子:餡を包んだ草もち)ってあるでしょ、あれが粽になっているのそしてもう一種類は、笹の葉でにもち米を包んで蒸したもの。これは黄な粉なんかを付けて食べるのよ。中国のように、味付のものはなかったな...


餡を包んだ草もちを端午の節句に? とびっくりされたのは、「青団」が清明のものだから。
蓬が、魔よけにもなることを、言い添えればよかったなぁ... と気が付いたのは、かなり後でした。

「私の田舎では私が小さいころは、もち米をふかしたもので、何かを付けて食べていたわ!」
とのこと....
日本風の粽も、中国にもあるんですね...

それから、気になってちょっと調べてたのですが
上述の、蓬餅の粽... これって一般には「笹団子」って言うんですね。(^^ゞ

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