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十二月

・臘八粥
・白菜の漬物
・粥炊きだし
・鹿の褒賞
・仕事納め
・芝居納め
・家塾のお休み
・竈の神を祭る
・春節の対句
・門神
・絵売りの小屋
・除夜
・年を踏む
・年越しのお供え
・唐の花
・チベット香
・金のなる木
・お年玉
・紅手形
・切り紙掛け
・天地の供え机
・年送りの挨拶
・神迎え

 

燕京歳時記 十二月 「春節を迎えるめでたい対句の張り紙・春聯」


春聯とは、昔「桃符」といった、それである。十二月になると文人や書道家達が商店の軒下で春聯を書いて、書き賃を稼ぐ姿が見られる。

竈の神の祭りのあと、春聯を貼り始め、町全体の家々の門が見違えるようになる。
朱色や紅色の神にかかれるのが一般的だが、宮中や皇族方は赤や青の縁取りされたの白い紙を用いるのが習慣となっている。この白い紙は皇族方以外使うことが出来ない。


訳注:


2002/01/14
改稿2012/01/06

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