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燕京歳時記 五月 「魔よけのお札」


端陽になると、巷では一尺幅の黄色い紙に、朱印が押され、その下に、天師や鍾馗が描かれたり、五毒やまじないの文字が描かれたお札が売りに出される。人々は競って買い求め、門に貼って魔よけとする。

『後漢書・礼儀志』をみると

朱色の紐と、五色の印をもって門戸を飾り、悪気を止める

とあるが、これがお札の由来かもしれない。


訳注:


2001/08/01
改稿2011/05/31

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