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燕京歳時記 十月 「球蹴り」


十月ごろから、貧しい家の子供たちは石を磨いて球にして、足で蹴って遊ぶ。相互に石球を蹴りあい、勝負を決める。都は寒さが厳しく、足の指が凍えるので、子供たちは球蹴り遊びをして、足先の血行をよくしている。これは球蹴りの一種といえよう。

『日下旧聞考』をみると

球蹴りは、金、元に始まったもので、今日始まったものではない。

とある。


訳注:

球蹴り:  どんな風に遊ぶのか、北京民間生活彩図(北京民間風俗百図)の「064:踢球図(球蹴りの図))」で説明しています。ご参考にどうぞ。


2001/10/04
改稿2010/10/28
改稿2012/05/31

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