燕京雑考 目次>>北京民間生活彩図>>
064:踢球図(球蹴りの図)
球蹴り.... 石蹴りとか、ビー玉の遊びに類されるでしょうか。
遊び方はとても簡単。
二人で遊びます。 石を磨いで丸くした球を一人一つ使います。 二つの球を平らに舗装された場所に2mちょっとぐらい間を置いておきます。 交互にそれぞれ2回石を蹴って相手の石に自分の石をぶつけます。 自分の石を相手にぶつけたほうが勝ち、ぶつけられなかったほうが負け。
子供の遊びでもありましたが、大人は、お金を賭けて遊んだそうです。
燕京歳時記には
都は寒さが厳しく、足の指が凍えるので、子供たちは球蹴り遊びをして、足先の血行をよくしている。
と書かれています。 ま、そうなのかな...
2012/05/31
<<北京民間生活彩図<<燕京雑考 目次