・十月一日 ・火入れ ・仰山窪 ・暦売り ・凧、けり羽根、... ・走馬灯 ・球蹴り ・こおろぎ... ・栗、サツマ... ・ミルク菓子 ・きからすうり... ・シメ、イスカ... ・タケノコと白魚
◇ 燕京歳時記 十月 「火入れ」 ◇都に住んでいる人達は、十月一日に暖房用のこん炉に火を入れる。そして二月一日に火を消す。こん炉は石綿で作られていて、白く、軽く暖かい。 『析津志』には 西山の滑石根を「不灰木」(つまり石綿)という。これで布や、器や皿を作ると、火に強いものが出来る。現在でも西山ではこれを産出する。 とは書かれているものの、器や皿は作れるが、いまだに布を作ったものは見たことがない。伝説の火浣布(かかんふ)の事かもしれない。それに、石綿は易州産で、西山産ではない。 訳注:
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燕京歳時記 十月 「火入れ」
都に住んでいる人達は、十月一日に暖房用のこん炉に火を入れる。そして二月一日に火を消す。こん炉は石綿で作られていて、白く、軽く暖かい。
『析津志』には
西山の滑石根を「不灰木」(つまり石綿)という。これで布や、器や皿を作ると、火に強いものが出来る。現在でも西山ではこれを産出する。
とは書かれているものの、器や皿は作れるが、いまだに布を作ったものは見たことがない。伝説の火浣布(かかんふ)の事かもしれない。それに、石綿は易州産で、西山産ではない。
訳注:
2001/10/04 改稿2010/10/28
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