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燕京歳時記 四月 「結縁豆」


四月八日、都の善男善女は、緑や黄色の豆を数升買い求め、仏の名前を唱えながらこれをつまむ。
そしてそのつまみ上げた豆を煮て人々に分け与えるのだが、この豆を結縁豆という。
来世の縁を結ぶ豆ということだ。

『日下舊聞考』によれば、

都で念仏を唱える僧侶は、唱えた数をまめで数える。
そして四月八日、釈尊誕生の日、辰の刻(朝7時〜9時ごろ)にこれを煮て道行く人に分け与え、縁を結ぶという。
今に尚、この習慣は伝えられている。

と書かれてある。


訳注:


2001/03/23
改稿2011/04/06

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