・上着の衣替え ・頭に当たる月 ・冬至 ・九九の消寒図 ・ソリ ・スケート靴 ・氷取 ・冬季手当て
◇ 燕京歳時記 十一月 「氷取」 ◇冬至から一ヶ月ほどの間は氷が固く、夜間には氷の切り出しが行われる。槌で石をたたいているような音が響く。これを氷取という。冬至から一ヶ月以上が過ぎた氷は堅くても夏の使用には耐えない。 『事物原会』によると、 周の成王は「凌人(りょうじん)」という氷蔵の役人に命じて、毎年十二月勅令により氷を切り出し「凌院」に収めさせた。 とある。「凌院」とは氷蔵のことである。周の時代の十二月は現在の十月にあたり、氷を保存する制度はこのころから始まった。 訳注:
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燕京歳時記 十一月 「氷取」
冬至から一ヶ月ほどの間は氷が固く、夜間には氷の切り出しが行われる。槌で石をたたいているような音が響く。これを氷取という。冬至から一ヶ月以上が過ぎた氷は堅くても夏の使用には耐えない。
『事物原会』によると、
周の成王は「凌人(りょうじん)」という氷蔵の役人に命じて、毎年十二月勅令により氷を切り出し「凌院」に収めさせた。
とある。「凌院」とは氷蔵のことである。周の時代の十二月は現在の十月にあたり、氷を保存する制度はこのころから始まった。
訳注:
2001/11/07 改稿2012/01/06
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