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燕京歳時記 六月 「葛布の薄衣への衣替え」


毎年六月、初伏の日から処暑の日まで、官僚達はみな夏用の笠型の帽子(万絲帽)と黄色い葛布の薄衣の上着を着用する。


訳注:

初伏:夏至のあとの3回目の「庚(かのえ)」の日。4回目の「庚」の日を「中伏」、6回目の「庚」を「末伏」といいこの時期を三伏という。この時期が一年間で一番暑い時期といわれている。 詳しくは「三伏」を参照。

夏用の笠型の帽子(万絲帽):涼帽ともいう。
凉帽
画像は
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2001/08/01
改稿2011/05/31

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