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燕京歳時記 二月 「太陽のお菓子」


二月一日、米の粉で平たい円盤状のパンを作り、それを5枚重ねる。その上に1寸ちょっとの大きさの小さな鶏の飾りをつける。これが「太陽のお菓子」と呼ばれるものだ。都に住む太陽を祭る人たちはこれを買って、お供えとする。3つ供える人もいれば、5つという人もいて、その数は決まっていない。


訳注:

平たいパン:一般にはそのまま「餅」と訳され、注釈がついていますが、あえて「平たいパン」と訳しました。実態は小麦粉を練って焼いたアラブ風のパンのようなもの。インド料理のナンのようなものといったらわかりやすいでしょうか


2001/03/03
改稿2012/03/19

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