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蟒袍 ◇ 補服 ◇ 朝帽と頂戴 ◇ 朝珠、朝靴、腰帯 ◇

朝袍 臣下編


参内するときに着る服を朝袍といいますが、
これはという制度・典礼などの規則が書かれた「大清会典」によりさまざまな取り決めがあります。

臣下が参内するときの朝袍は、蟒袍を着て、その上に補服という上着を羽織ります。
そして朝珠という長い数珠を首からさげ、頂戴という飾りをつけた朝帽をかぶります。
靴は朝靴というブーツのような形をした靴を履きました。

官服を着た官僚

上の写真の官吏は、夏用の帽子に、首はおおぶりの朝珠を掛けています。黒っぽいのが補服で、その下に見える斜めのストライプの服が蟒袍です。ちょっと靴が見えませんね.....補服の補子も、帽子の上の頂戴もはっきりしないので、文武官位がよくわかりませんが、これの姿が夏の官吏の礼装です。

この礼装である朝袍について、いろいろな決まりがあるので、これを少し紹介していくことにします。

◇ 蟒袍 

◇ 補服 

◇ 朝帽と頂戴 

◇ 朝珠、朝靴、腰帯 


2012/04/24

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