◇ 燕京歳時記 八月 「ウサギの爺さんを売る店」 ◇毎年中秋になると、器用な人々は土でカエルやウサギを作ってこれらを売る。これがいわゆるウサギの爺さんだ。 お役人の衣装を着て傘を差しているものや、甲冑を身にまとい幟をさしているものもいる。トラに乗ったり、座ったりしている。1mぐらいから30cmぐらいの大きさまである。 それらは意匠を凝らし、美しいものであるが、こっけいでもある。 訳注: 『舊京返照集』から「賣”兔児爺”」 ウサギの爺さんこと”兔児爺”
◇
燕京歳時記 八月 「ウサギの爺さんを売る店」
毎年中秋になると、器用な人々は土でカエルやウサギを作ってこれらを売る。これがいわゆるウサギの爺さんだ。
お役人の衣装を着て傘を差しているものや、甲冑を身にまとい幟をさしているものもいる。トラに乗ったり、座ったりしている。1mぐらいから30cmぐらいの大きさまである。
それらは意匠を凝らし、美しいものであるが、こっけいでもある。
訳注:
『舊京返照集』から「賣”兔児爺”」
ウサギの爺さんこと”兔児爺”
2001/08/26 改稿2010/09/08 訳注追加2016/09/09
<<燕京歳時記<<燕京雑考 目次