ブラスバンドの活動の様子 ISBは幼稚園から高等部まである大きな学校です。その中には各種の音楽やスポーツのチームがあります。今回はYokoが参加している音楽系のチーム、ブラスバンドについて紹介しましょう。 ISBの音楽チームは、コーラス、弦楽チーム(オーケストラと呼ばれています)、ブラスバンド、ジャズバンドなどがあます。内、コーラスと弦楽オーケストラには3年生から参加することが出来ます。ブラスバンドは4年生からですが、3年生ではまだ体が小さいので楽器を吹きこなすことはできないという判断からだと思います。ジャズバンドは高校生にならないと参加することが出来ません。 それでは、陽子のたどったブラスバンドの活動の様子をご紹介しましょう。 |
小学部のブラスバンド 小学部では4年生になるとブラスバンドの募集があります。前からクラリネットを吹きたかったYokoは迷いもせず、クラリネットの楽器を選んで、応募しました。応募するときに、どの楽器が希望か、自分で楽器を持っているか、学校の貸し出しの楽器を使うか、を書かなくてはなりませんでした。学校の楽器を借りる場合は、レンタル料を払います。そしてもし希望者が多い場合には参加できなくなる可能性があるのです。Yokoの場合は、中国製のクラリネットなら10000円ほどで買る事がわかったので最初のクラリネットを購入、ブラスバンドに参加する事にしました。
夏休み、日本に行くのに、練習をしなくてはともちろんクラリネットを持っていきました。ところがその楽器を見た、叔母が絶句しました。「こんなひどい楽器使っているの???」。この叔母はMommyの妹で、小学5年生から高校3年生までクラリネットを吹いていました。実は、Yokoはこの叔母の影響でクラリネットを吹きたいと思ったのでした。そして北京に帰るころ、とっても大事にしていた「セルマー」のクラリネットをYokoにくれたのです。本当に良い楽器で、今までYokoが使っていたクラリネットの20倍以上の値段がしますし、憧れの叔母にもらったと言うことは何事にも変え難い価値が彼女にはあります。これをもってYokoは北京に戻ってきました。
|