北京に暮らして
 
39:普段の食事 

2003/03/31

外国に暮していると、よく、友達や知り合いから、
「いつも何を食べているのですか?」と聞かれることがおおい。
何を食べているのか……。
「中国だったらやっぱり中華ですか?」
……そういうわけでもない。
普通に、日本国内の家庭のような食事をしている、と、私は思っている。

お手伝いさんはいるけれど、基本的に食事は私が作っている。
その理由は簡単。
子供達の突然のリクエストに応えるには、それが一番簡単だからだ。

朝は基本的に、お味噌汁にご飯の和食。
普通の日本の家庭の朝食が基本、だと思ってもらえばいいと思う。
ただし生卵は食べない。
--卵を多く扱う仕事をしている友達は、大丈夫だとは言うけれど--

納豆も、輸入物や最近では北京でも納豆を作っているのでよく食べている。
ちょっと前まではパン食だった。
ジャムも、中国製で各種あるし、それを楽しんでいたけれど、
子供達がご飯が いいと言い出したので、いつのまにか現在のスタイルになった。

昼食は、子供達は学校のカフェテリアで食べている。
私は、普通の主婦らしくありあわせのもの。
たまに、ひとりで中華が食べたくなったときは、
隣のビルで、サラリーマン向けに売っている詰め合わせを買ってくる。
卵チャーハンに、日変わりの三種類の中華のおかずがついている。

夜は子供の希望でなんでも作る。
こちらで手に入る材料で作っているけれど、日本の家庭となにも変らないと思 う。 
カレーライス、スパゲッティ、ピザ、ハンバーグ……
肉じゃが、とんかつ、焼肉……
うどんに、ラーメンに……

お手伝いさんが作ると、中華のおかずが三品ほど並ぶ。
それから 水餃子のこともあるし、ワンタン、ジャージャー麺なんていうときもある。

もともとあまり固執しないせいか、これがなければ!というものはない。
それに最近では、日本からの輸入品や、中国で生産している日本の食品が手に入る。 実際は、普段は、日本にいる方たちがびっくりするほど、
普通の食生活をして いるのが実態だ。

 
このコーナーは、Ojinさん主宰の≪WEB_熱線≫=市井から見た中国=というメールマガジンに掲載されたぽんずの雑文を転載しています。

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(c)中国歴史・習慣・風俗の雑記帳「ぽんずのページ」2009