◇北京に暮らして
25:インターネット 2002/12/23
我が家にとってインターネットは必需品だ。
インターネットのおかげで電話代はほとんどかからないという事もあるが、
子供達の宿題になくてはならないものになっている。学校からのお知らせも電子メールがほとんどだし、
担任の先生からも「このサイトを参考にしてください」 などという連絡も入る。
欠席届も最近は電子メールだ。電子メールを使うだけではなく、私はホームページを作っている。
今回北京に来てすぐに、マネージャーをはじめた野球チームのサイト、
そして北京について紹介している個人のサイトを作っている。これはすべて、日本にあるフリーのホームページサイトで作っている のだけれど、
これがなかなか曲者なのだ。北京に来た当初、本家(アメリカ)のジオシティーのサイトが見れない ことを知った。
当時はまだCNNは見ることが出来ていたと思う。
その後、サーチエンジンのGOOGLEが使えなくなったとか、
どこかのフリーのサイトにアクセスできないとかいろいろな事があり、
現在に到っている。そして今回、自分のホームページを直撃した。
日本のジオシティーとインフォシークにアクセスできなくなったのだ。
自分の作っているページばかりではなく、
もちろんどのページにも アクセスできない。
これは大変な事になってしまった。日本にいらっしゃる方には、ピンと来ないかもしれないけれど、
これは中国側のコントロールにより、アクセスできなくしているのだ。
全人大や党大会などの時期には特にアクセスできないサイトが多くなる。
今回も党大会の前後からおかしくなっていたので、その影響が 続いているのか、
新たにジオやインフォシークが制限されるようになった のか、
良くわからない。しかし、現時点で、アクセスできなくなっているのは事実だ。
そういえば、外交官アパートに住んでいた友達のところに出す 電子メールは、
ほとんど行方不明になっていたということもあった。
もともと外交官アパートは簡単に盗聴できるようになっているらしいけれど、
まさか電子メールまでも管理しているはずはないのでは……
という希望的観測もあり、いまだ電子メールの検閲に関してはなぞだ。とっても便利なフリーのホームページなのだけれど、
意外なところに落とし穴がある。今度は自分のページかも? と皆、不安な気持ちになっている。
このコーナーは、Ojinさん主宰の≪WEB_熱線≫=市井から見た中国=というメールマガジンに掲載されたぽんずの雑文を転載しています。 <<WEB_熱線>>=市井から見た中国=登録は↓をクリック!
http://chinachips.fc2web.com/common/mailmag.html
Back 北京に暮らして Next
>> TOP >>
(c)中国歴史・習慣・風俗の雑記帳「ぽんずのページ」2009