北京に暮らして
 
23:季節柄 

2002/12/09


│ついに息子が風邪でダウン。

│そうなると、なぜか自分も熱っぽいような気がして来たりして……
│喉は昨日からちょっとはれているんですよね。

│とにかく、水分をたくさんとって養生します。

│といいながら、毎日あれやこれやの学校関連行事が入っていて、
│子供も休めないながら、親も出て行く事が多く、困っています。(>_<)

この時期、風邪をひいていらっしゃる方も多いかと思う。
我が家でも、ひと冬に2、3度は風邪をひき、
子供、特に下の子が学校を休む。

外国人の子供達の学校なので、この季節、
保健室はたくさんの子供がお世話に なる。
看護婦さんも慣れたもので、
「外国に来ての初めての冬は病気に罹りやすいし、
 この学校にはそういう子供達がたくさんいるから」
とテキパキと生徒達の面倒を見ている。

ちなみに、子供達の学校には小学部・中学部と、高等部と、2ヶ所保健室があ り、
常時二人の看護婦さんが詰めている。

空気が乾燥しているせいだろう、喉を痛める事が多く、 水分を摂るように注意される。
しかし、そんなにたくさんの水分が補給できるわけもなく、
水を飲むとトイレにいきたくなる!という子供の言葉にうなずきながらも、
白湯を飲ませようと努力しなくてはならない。

ともかく水分を!と中国の方には言われる。
また、風邪をひくと中国の方からは、
薄着のせいだとか、あれやこれやお叱りを受けるのだが、
薄着は今日昨日に始まった事ではなく、 生まれてこのかたずっと、
中国の子供達よりは薄着なのだ。
そう心の中で呟きながら、笑顔でそんな注意を聞いている。

今日も、玄関を入ってきた時に子供の靴を見つけて、
心配そうにしながら入ってくるお手伝いさんの姿を見るのだろう。

「どうしたの?」 というお手伝いさんの問いに、
「感冒了!(がんまおら)」 と、
それでも中国語で答える息子。

まだまだ冬が始まったばかりだ。
みなさんも、ご注意のほどを

 
このコーナーは、Ojinさん主宰の≪WEB_熱線≫=市井から見た中国=というメールマガジンに掲載されたぽんずの雑文を転載しています。

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(c)中国歴史・習慣・風俗の雑記帳「ぽんずのページ」2009