北京に暮らして
 
20:北京日本人子供音楽会

2002/11/18

北京に来てからも音楽を続けている子供たちは多い。
ピアノ、バイオリンはもちろん、中国の楽器を習う子供もいる。

ピアノの先生が発表会の機会を設けてくれる日本とは違い
北京では発表会がなかった。
そんななか、日本人のお母さんたちが子供たちのために発表会の機会を作ったのが、
この日本人子供音楽会だ。
今年で数えて20回目になる。

すべてがお母さんたちの手作りの音楽会だ。
仮申し込みに始まって、当日の発表会まで
一生懸命に運営をしてくださっている。

それに、最近では毎年100人近い(昨年は100人を越えていた)
子供の参加があるにもかかわらず、
成功裏に発表会が終わるのもこの ボランティアのお母さんたちのおかげだ。

子供たちは年齢順に楽器の演奏を行う。
ピアノ、バイオリンそして中国の楽器の二胡などの演奏がある。
演奏は三分以内と決まっているけれど、
小さい子たちは短い曲、 大きな子供たちは結構長い曲……
といろいろな曲を聴くことが出来る。

我が家の子供たちも参加している。

でも、インターナショナルスクール関係で行われる、
イギリスの音楽のレベルテストが同じ時期なので、
娘は両方掛け持ちになってしまいどうしても発表会がおろそかになる。
それでも、ピアノの先生に背中を押されて、友達もいない、淋しい発表会に挑んでいる。

今年も無事、発表会が終わった。
来年は、息子もテストを受けたいといっているので
発表会はどうなるのかわからないけれど、
機会があったら、また参加させたいと思っている。

 
このコーナーは、Ojinさん主宰の≪WEB_熱線≫=市井から見た中国=というメールマガジンに掲載されたぽんずの雑文を転載しています。

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