◇北京に暮らして
19:交通事情 2002/11/11
これだけ日本人旅行者がいて、これだけ交通事故があって、
皆よく無事でいられるなと思っていた矢先、
中国山東省で日本人が交通事故に巻き込まれ、負傷者が出た。
バスに乗っていて、またタクシーに乗っていての事故は
自分では防ぎようがないので恐い。私自身、タクシーに乗っていて、追突したとか、追突されたとか、
ちょっとしたことに巻き込まれた事はある。
そのため、中国の人たちは助手席に座るが、
私は後部座席に座ることにしている。歩いていても恐い。
中国では赤信号でも右折可(日本で言ったら左折)なので
右折する車は減速もせずに交叉点に突っ込んでくる。
交通渋滞に巻き込まれると路肩を走り出す車。
歩いていてもこんな状態だから、私には自転車には乗れそうにもない。かといって車ばかりが悪いのかというとそうでもない。
横断歩道のないところで横切る歩行者。
そんな歩行者が車に飛ばされたところを目撃した事もある。最近、車を運転する人たちが急速に増えている。
そしてその人たちが交通規則をよくわかっていない!
という記事が新聞に出ていた。例えば、暗くなってもヘッドライトをつけない車。
「自分が明るく見えてればそれでいいと思っていた」
んんん?そんなじゃないでしょ。車が急速に増えている、新人ドライバーも……
これから交通事故はもっともっと増えていくだろう。
今からでも、交通規則を徹底させるのに遅くないと思う。みなさんも、道を歩くときには気を緩めず、ご注意のほど。
このコーナーは、Ojinさん主宰の≪WEB_熱線≫=市井から見た中国=というメールマガジンに掲載されたぽんずの雑文を転載しています。 <<WEB_熱線>>=市井から見た中国=登録は↓をクリック!
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(c)中国歴史・習慣・風俗の雑記帳「ぽんずのページ」2009