北京の三面記事 10〜12月/2005年


12月13日 映画「PROMISE」の出演者が長城観光 >>>北京晨報ネット

陳凱歌監督の映画「PROMISE」(中国語名「無極」)の出演者が11日、
気温-7度、強い風の吹き荒れる中、長城を訪れた。

日差しは強かったものの、肌に突き刺さるような寒風の中、
中国、日本、韓国の記者170人が10数名のスターを追いかけた。

☆ぽんずの一言

寒い中、お疲れ様です!としか言いようがありません。
ほんと寒いんですよね。

これは経験談ですが、
車の中で、お水をズボンにこぼしてしまい、ふき取るぐらいで駐車場の外に出たら、
すぐに、その部分が凍ってしまったことがありました。
長城の内側と、外側... 外側は内側以上に風も強いし...。

スターを追いかける記者さんたちの熱気で、
少しは気温上がっていたかな?
(とはいえ-7度。ちょっとあがったところで意味ないかも)


12月10日 新首都博物館 水曜日に公開 >>>北京晨報ネット

長い間、孔子廟に間借りしていた首都博物館が、
長安街白雲路の西南角に建設され、12月15日から仮開館することになった。

仮開館の期間中展示される5000の展示物の7〜8割は初展示となる。

仮開館期間中の、開館時間は9時から16時。事前予約が必要。

写真は、公開された博物館内部
京報網より

☆ぽんずの一言

孔子廟に間借りした首都博物館にはなんども足をはこびました。
とても好きな空間でした。
今度の博物館はとても大きな博物館のようです。
次回、北京に行ったら、ぜひ、見に行きたいです。


12月6日 恭王府 大改修 >>>北京晨報ネット

昨日から、恭王府(恭王の館)の大改修が始まった。
費用は2.7億元、また2億元で文物を買い戻し、
2007年9月の改修完了後は「王府博物館」をしてお目見えすることになる。

☆ぽんずの一言

ドラマなどの撮影の舞台にもなる恭王府が改修されるとのこと。
もともとの形を一番残している清朝の皇族の館がこの恭王府です。

しばらくの間、その姿を見ることができないのが残念ですが、
王府博物館となるということで、それも楽しみです。


11月30日 北京この冬最初の冷え込み >>>千龍ネット

北京にも今年最初の雪が降った。
市の気象台によると、降雪量は1cmにも満たない、やわらかい雪だった。

しかし昨日は突き刺さるような強烈な北風が吹き荒れ、
ダウンのコートに帽子、手袋、マフラーなど「完全装備」をした人たちが多かった。
昨日の14時の最高気温は1.2度、昨晩は-9度まで気温が下がった。

今日は引き続き強風が吹き荒れ、
気温も上がらず、最高気温は-2度、最低気温は-8度の予報。
今日はこの冬最初の寒い一日となりそうだ。

☆ぽんずの一言

寒さに関するニュースが出てくるようになりました。
旧暦でも11月ですし、もうすぐ大雪ですし、そんな時期でしょうか。
肌に突き刺さるような、からっからの北風を思い出します。


11月30日 北京旧城地区の人口抑制、数字の根拠 >>> 北京青年報ネット

昨日、旧城内の人口を90万に制限という報道をしたが、その数字はどこから来るのか、
当局の関係者に聞いた。

今年の初めには110万人という数字が出ていたが、さまざまな研究と通じ試算すると、
適切な人口は90万人、人口密度145人/ヘクタールになる。
(普通人口密度は1平方キロで出しますから、そうすると14500人)
(現在の人口密度は27400人とか)

現在の北京市旧城内の人口は戸籍簿からすると167万人となるが、
引っ越しても戸籍を移していない人も多く、2000年の統計では138万人だった。
その後、都市再開発などで移転した人たちも多いので現在は138万人を下回っているはず。

北京市旧城内の面積は62.5平方km、内20平方kmが歴史保護地区になる。
その保護地区にいまだ住んでいる人たちが、47万人。
古い建物の改築などで、その地区の人口が15万〜20万になれば、
より適当な人口になる。

☆ぽんずの一言

昨日のニュースに、数字の根拠がでていましたので、ご紹介。

ちなみに、東京23区の人口密度は13196人とか。
よくデータとしてでている北京市の人口密度889人とか682人とか394人などという数字は、
行政区としての大きな北京市の数なので念のため...

この地域、歴史保護区であるため、高い建物が少なく、再開発されて内場所はほとんどが四合院などの平屋なんですよね。
四合院改築については、趣は残しながら2階建てにするなど、考えられているようです。


11月30日 北京旧城内の人口を90万人に制限 >>>華夏時報

北京市の人民代表大会の会議で、旧城内の人口を90万人に抑制、
長期的には80万人に減少させる草案が提出された。

☆ぽんずの一言

旧城内というと、かつて城壁に囲まれていた、地区のことです。
現在とても大きくなった北京市、昔の北京市に比べ4.9倍の大きさになっているといいます。
そして北京城内つまり現在の二環路内の面積は6%だとか...
現在は人口もだいぶ郊外に移りましたが、それでも相当の人口が集中しているようです。
人口は165万、人口密度は2.74万人/平方KMとか。

ちょっと調べてみたら、2020年までに現在165万人から110万人に減らす計画を含んだ
「北京歴史文化名城保護条例」なるものがあるとか。(今年5月1日施行)
90万という数は、その希望的な数字なのでしょう。
それにしても、すごい計画です。


11月30日 北京のバス、オリンピックまでに新型に 新浪ネット

北京市は40億元を投入、7277台の旧式バスを新型のバスに代える。

まず、ディーゼルエンジンのバスを2005年末までに新型に代え、
旧式のガソリンのバスやトロリーバスを2008年6月前までに代える計画。

☆ぽんずの一言

あの昔懐かしい、連結バスや、トロリーバスもなくなるんですね。
ちょっとさびしくなります。
連結バスは、公害を撒き散らしながら走っているようなところもありましたし、
もうそろそろ新しくなってもよさそう...とは思っていましたから、それはそれなりに...

広告で飾り立てられた二階建てバスを見ると、昔のバスが懐かしくなったりもします。


11月11日 北京五輪キャラ登場!    千龍ネット

オリンピック開催まであと1000日!いよいよオリンピックのキャラクターが登場した。左からベイベイ(貝々)(魚)、ジンジン(晶々)(パンダ)、ホワンホワン(歓々)(聖火)、インイン(迎々)(チベットカモシカ)、ニーニー([女尼]々(ツバメ)。五人合わせて、五輪の色をすべて表し、北京はあなたを歓迎します!(北京歓迎イ尓!)という言葉になっています。

(絵:千龍ネットより)

☆ぽんずの一言

かわいいキャラができました。早速ストラップなど、ほしいなぁ...と思っているところです。


10月01日 国慶節のライトアップ      晨報ネット

昨日から国慶節を祝うライトアップが始まった。このライトアップは天安門などに、今回から中南海、北海、建国門橋、五ke松橋、六里橋、前門牌楼、古観象台が加わった。

ライトアップは7日までの8日間行われる。

写真は、30日永定門城楼のライトアップ。(写真:北京晨報ネットより)

☆ぽんずの一言

国慶節も、年々派手になっていくようです。古い建物のライトアップも素敵ですけれど、どこもかしこもライトアップというと、なんかちょっとなぁ...という気もしないでもありません。でも、きれいですけれどねぇ。

 


<<Back<< News目次 >>Next>>