北京の三面記事 7〜9月/2005年
09月26日 国慶節期間中、地下鉄、時間延長営業 北京晨報ネット 国慶節期間中は観光客が増えるため、路線により30分から1時間半の営業時間延長することが決まった。
期間は 9月30日から10月4日
延長された終電の時間は以下のとおり
1号線:苹果園23:30、四惠東23:50
2号線:内回り西直門24:02、車公荘24:43
外回り西直門24:20、車公荘24:21
八通線:四惠→土橋最終便23:45
土橋→四惠最終便23:05
13号線:東直門方向柳芳駅23:23
西直門方向大鐘寺駅23:21
霍営方向:23:20☆ぽんずの一言
時間延長とはいえ、東京とは比べ物にならないぐらい終電は早いかもしれませんが、その期間中だけでも、終電が遅くなるのはよいことかもしれません。
こういったニュースを見ると、国慶節(10月1日の建国記念日)が近いと実感します。
09月23日 年内の水道料金値上げはない! 千龍ネット
年内6元/トンに値上がりすると言われていた水道料金について、担当副市長が「年内の値上げはない」と出演したテレビ番組の中で言及した。
2000年に1.6元/トンだった水道料金は現在2.8元/トン。(それに下水処理費3.7元/トンが加算される。)
水道料金の値上げについては、事前に公聴会を開くと副市長が付け加えた。
ちなみに北京のダム密雲ダムの容量は43億m3。しかし現在の貯水量は10.4億m3。1999年から2003年までの一年間の水使用量は平均38億m3というのが現状。
☆ぽんずの一言
今年は値上げしないとのことですが、番組での発言内容を読むに、水道料金の値上げは必至のようです。
結構問題になっているのが自動車の洗車で使う水。数年前から「無水洗車」が宣伝されていますが、市内の車240万台が一年間で洗車に使われる水の量は747.8万m3(週一度の洗車で推算)は17万人が一年間に飲む水の量に相当する...ということも記事の中に書かれていました。
雨は降ってほしいものの、最近の水災害の被害のひどさを見るに、安易に雨が降ってほしいともいえない... というような副市長の発言も載っていました。
それにしても倍近くに値上がりというのは、本当に困りますね。
09月17日 十五的月亮亮... 北京晨報ネット
「今晩10時、月は地球に最も近くなり、今年の中秋の満月は、北京時間の18日午前10時に一番丸い」と北京天文館が発表した。しかしこの時間、北京は昼間で残念ながら月を楽しむことが出来ない。
一般に、「十五的月亮十六圓」(十五夜の月は十六日に一番丸い)といわれているが、今年は「十五的月亮十五圓」となったのは、太陰暦の暦の朔の関係。そのため満月は十五日か十六日になるようになっている。そのため十五日が満月ということも十六日が満月ということもどちらもありえるのだ。
北京古観象台では昨日から十五日の明日まで、月観測会を開いている。また天文館でも十五日にはお月見の活動が行われる。
気象台によれば、明日は薄雲がかかるものの、お月見には影響しないとの予報がでている。
☆ぽんずの一言
十六夜の月が一番きれいだともいいますが、一番丸いのが十六夜の月なのですね。
この週末は中秋節ということもあり、金曜日の晩から交通量が多かったようです。中秋節は伝統的に家族が集まる一家団欒のときでもあります。
09月16日 一場秋雨一場寒 北京晨報ネット
一昨日は秋晴れだったものの、昨日は雨量は少なかったものの広範囲で今年最初の秋雨となり、最高気温は8度低い23度だった。
今日は27度まで気温は上がるものの午後にはところにより雨、夕方以降涼しくなる見込み。
☆ぽんずの一言
秋雨が降るごとに寒くなっていきますが、私のイメージですと9月は暑さがまだまだ残るものの、国慶節(10月1日)を過ぎると、急に朝夕の冷え込みが厳しくなり、それこそ「要穿棉」、綿入れがほしくなる季節になります。
まだまだダウンジャケットが一般的ではなかったころ、オーバーコートは綿入れでした。お布団を着ているような、そんな雰囲気で...。10月1日ごろになると警邏の警官たちが朝晩はその綿入れコートこと「棉大衣」を着ていたことを思い出します。今でも兵士たちの「棉大衣」姿は見かけることもありますが、中は綿なのか、それともダウンやなんかに変わっているのか。
一場秋雨一場寒... それにつながる言葉は、十場秋雨要穿棉 です。
09月10日 春12年ののち、爆竹要約解禁! 北京晨報ネット
12年間禁止されていた爆竹が、今年12月をもって制限つきながら解禁となった。
大晦日から元日は一日中、二日から十五日までは7時から24時までの時間帯において爆竹を鳴らすことが許可される。
しかし、市規定外の爆竹を販売、保管、携帯していた場合には、個人では最高500元、企業では3万元の罰金が課される。
この規定は賛成49、反対1、棄権8で可決された。
☆ぽんずの一言
伝統には勝てませんでしたね。やはり、爆竹なしの春節は考えられません。
春節以外の活動での爆竹はご法度。しかたないのかなぁ...。
安全なものなら...と思うのは私だけ?
09月05日 春節期間の爆竹、ついに解禁か? 金曜日に決議 北京晨報ネット
春節期間中、爆竹を鳴らすことを許可するか、金曜日に市人民代表大会において審議が行われる。
多くの市民が、この審議の傍聴を希望しており、市もそれに対応、電話で傍聴申し込みを受け付ける。
☆ぽんずの一言
五環路の外では今でもOKの爆竹、五環路内に住む市民にとっては、どうなるか、興味あるところ。なんせ春節期間中、爆竹を鳴らしに郊外に出かける人もいますから...
養老院、学校などの近くは禁止、時間単位での許可など、制限はもちろんありそうですが、成り行きが気になります。
春節期間のみということで、やっぱり結婚式や、お店の開業式などでは許可されないのでしょうね。
08月02日 石景山山に海水浴場!来年オープンへ 北京晨報ネット
北京西部の石景山になんと1.2億元を投じた室内海水娯楽施設がオープンする。8月末には基本的な工事が完了、来年6月一般公開となる見込み。
海水は大連から運ばれてくるものを用いるとのことで、内陸の北京市民も海水浴を楽しめることとなる。
☆ぽんずの一言
なんともはや贅沢な!!!!!!!!!!!!
昨日、ブランド物を買いあさるのは、今は中国人!と記事になっていましたが、これからは中国ですね!!!
それに、内陸の人たちの海への憧れ、よくわかる気がします。
07月21日 北京市民の通勤距離は? 京報ネット
北京、上海、成都など7つの都市の3916人による動向調査によると、北京市民の 平均通勤距離は7.8kmと第2位。しかし交通手段の乗り換え回数は第1位。
またこの調査から、行動範囲は狭いが、活動は活発という北京市民の特徴が見受けられる。半数の北京市民は一年に100kmを超える旅行をしたことがないという。
☆ぽんずの一言
昔は職場に居住区があって、そこに住んでいましたから、通勤距離はないに等しかったのですが、最近は、そんなこともなくなってきました。でもまだまだ近くに住んでいるんですね。
バスの乗り換え回数が多いのは、バスの路線がとても多く、乗り換えも便利だから...。私もかつてはバスを乗りこなしていました(*^_^*)
07月21日 元 、為替レート引き上げ
ここ数年、懸案だった、元の為替レートが、引き上げられた。
1ドル8.27元でほぼ固定されていたレートが8.11元と2%を超える引き上げ率。
また為替は固定相場から通貨バスケット方式による管理フロート制に移行される。
☆ぽんずの一言
留学していたころからすると、当時の1元が現在の10元という、そんな感覚だったのですが、為替相場が変わってまた感覚が変わるでしょうか。
決定、そして即日実施とびっくりのニュースではありました!
07月20日 最河川の水質汚染状況 北京晨報ネット
国家環境保護総局の発表によると、七大河川の汚染状況は次のとおり。
良好:長江、珠江
中度汚染:遼河、淮河、松花江、黄河
重度汚染:海河
☆ぽんずの一言
黄河の汚染が中度ということは、海河の汚染はどれぐらいになるのでしょうか。
汚染された工業排水の垂れ流しは、取り締まっても取り締まってもなかなか取り締まりきれないようですし...
07月18日 最台風5号海棠中国上陸
台風5号、別名「海棠」が19日に中国大陸上陸の恐れ。
☆ぽんずの一言
福建、浙江で多くの人たちが非難したとか...
台風5号の名前は「海棠」だったようです。
07月13日 最高齢パンダの美々が老衰死 千龍網
広西・桂林の動物園で飼育されるようになって20年になるパンダの美々が12日老衰で死亡した。美々は1985年四川・臥子の竹の開花が招いた食糧不足によるパンダ大量死で生き残ったうちの1頭で同年9月に桂林動物園に引き取られた。39才という高齢だった(パンダの平均寿命は25才ほど。人間でたとえると美々は100歳ほど)。
獣医でもある園長先生が死化粧を施してくれました。
もう一枚は6日の美々のお散歩の様子。まだ元気にお散歩していたのですね。
☆ぽんずの一言
この記事で1985年めったに花の咲かない竹が開花して、パンダのえさがなくなってしまったと、ニュースになっていたことを思い出しました。当時私は北京にいましたが、不安にそのニュースを聞いていました。
そのときの生き残りのパンダだったんですね。
07月02日 中国でもクールビズ? CNN(ネット)
7月1日、北京市政府は、職員に対し、ノースーツ、ノーネクタイでカジュアルな服装で業務に従事するよう指示出した。
特に、内輪の会議などではこれを徹底するよう、通達が出ている。また8月31日までの期間、冷房温度も一定以下に下げないよう指示が出ている。
☆ぽんずの一言
私の留学時代、夏は、半そでシャツに半ズボン、そしてサンダル姿で仕事をしていた中国の男性たちも、次第に西洋化になり、駐在期間中は、「夏の服装、男性は厚着の一途、女性は薄着の一途」と新聞などで書かれていたことを思い出します。
どこの国でも、同じようなことが問題になっているんですね。
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