北京の三面記事 4〜6月/2005年


06月 27日 中国語テスト、留学生がTOP 千龍ネット

復旦大学が主催して行われた、中国語言文文字テストにおいて留学生グループが、中国の学生を抑え優勝した。

☆ぽんずの一言

すっごいですねぇ。言葉の勉強は終わりがないだけに、外国人が国内の学生と一緒に参加したテストで優勝!ということは、とってもすごいことだと思います。

なんか.... ため息が出ます!!!


06月 25日 通学途中の女子高校生が記憶喪失に! 北京晨報ネット

23日午前、通学途中の女子高校生が突然記憶喪失とで派出所に運ばれた。

彼女が覚えていたものは自分の名前のみ。住所も両親の名前もわからず、身元の確認が難しかったが、かばんの中に入っていたテスト問題から学校名が判明、学校に連絡、その後両親に連絡が行き、派出所に両親が現れた。しかし女子高生は両親の顔すら覚えていなかった。

その後、病院で検査を受けたが、体に異常はなかった。しかしこの記事の入稿時、女子高生は家で休んでいるものの、記憶は完全に戻っていないとの事。

☆ぽんずの一言

頭部に怪我もない様子いったい何があったのでしょうか?不思議ですね。早く記憶を取り戻してもらいたいです。


06月21日 「おなかすいた!」火葬場で生き返った少年 北京晨報

12日夜、火葬されようとしていた棺おけの中から「おなかすいた!」と少年の声が聞こえ、少年は助け出された。

この奇跡的に助かった少年は広安市の唐風くん(仮名)13才。8日高熱を出し病院に行ったが、よくならず、9日11時ごろ救急車で病院に運ばれたが12日午後6時に危篤状態に陥り、7時死後硬直も始まり呼吸が停止したため医師が死亡を確認、葬儀場に連絡を取り、遺体は葬儀場に運ばれた。

運命を分けた午後9時!
死亡確認後すぐに葬儀場に運ばれたが、唐風くんの家は貧しいため、午後九時以降の火葬は割安ですむとの事で、9時になるまで、火葬を待っていた。そして9時が過ぎ、火葬を執り行おうとしたところ、棺おけの中から「おなかすいた!体痛い!」と声が聞こえてきたという。

唐風くんはすぐさま助け出されたが、精神は比較的はっきりしていたものの、再び病院に運ばれたとき、失禁したりと体の状態は非常に悪く、すぐさま緊急の治療体制が組まれた。唐風くんの体調が安定したのはそれから1週間たってからのことだった。

☆ぽんずの一言

とにかく助かってよかったです。それにしても、死亡確認後すぐに荼毘... というのもちょっと怖いですね。

ちなみにこの記事は「重慶商報」からのものを北京晨報で紹介した記事です。


06月 25日 「中考」(高校受験)            北京晨報ネット

昨日、猛暑の中、16.4万人の中学生が高校受験にのぞんだ。また20.3万人の高校生が期末試験を受けた。(期間はどちらも3日間)

水疱瘡に罹った受験生がいたが、二十二中学ではその受験生のために一部屋を特別に準備した。

☆ぽんずの一言

暑い中の受験は大変ですよね。

それにしても水疱瘡の生徒のために、特別受験部屋を準備するなんて、とても受験生思いの措置ですね。

ちなみに中国では、中学校を初級中学、高校を高級中学といいどちらも中学校です。中国語で高等学校は、大学など、高等教育を行う学校を言います。


06月 24日 高温、洪水その後...   北京晨報ネット

国家気象局によると、土曜日には暑さも去り、降雨が見込まれる。それは7月初旬まで続く見込み。これから10日間は最高気温30度ほどの日が続く。この期間に華南地方の雨も弱まると予想される。

☆ぽんずの一言

南方の雨はかなりの被害になっている様子。22の省直轄市などに及んでいるようです。北京の暑さもこの時期にしては50年来の暑さとか...


06月 23日 高温警報と豪雨警報    北京晨報ネット

中央気象台は、22日18時、新彊南盆地、陜西、山西、河北、北京、天津、山東、河南、江蘇、安徽、湖北の地方のほとんどの地域について23日の高温警報をだした。最高気温35-37度、地域によっては38-39度になる見込み。

また広西南部、広東のほとんどの地域、江西南部、福建のほとんどの地域、浙江南部の一部に豪雨警報を出した。地域によっては大気が不安定で雷を伴う暴風雨になる恐れがある。関係部門では土石流や土砂災害に注意を促している。

☆ぽんずの一言

かなりの暑さが続いている北京のようです。

中国南部では河川の氾濫による洪水が相次いでいるようです。道路標識が頭だけ出している写真をネットで見ました。 (→写真)京九鉄路(北京と香港九龍を結ぶ幹線鉄道)なども影響を受けているようです。特に被害がひどいのは広西の梧州市で百年に一度の規模の災害に見舞われているそうです。


06月 21日 熱波到来!   北京晩報ネット

今年第一陣となる熱波が北京を襲っている。35度以上の日が4日は続く見込み。また今日、明日は38度を超えそうで、各方面で高温対策が進められている。

水道:気温が高くなると水の使用量が増えるが、昨日は北京市区で229万立方メートルだった。これは昨年の一日の最高使用量227万立方メートルを超えている。しかしながら当局によると供給量には余裕があるとのこと。

バス: 1日に100ほど増便、暑さを逃れるためにバスを利用する人たちが増えることに対応している。また路線によっては、扇子を備えたり、飲料水を準備したりと、暑さに備えている。

児童医院(小児病院):いつもなら4000人ほどの来院者が、6000人に増えた。これは学校や幼稚園にいる時間帯の水分補給が少ないためと考えられる。子供の水分補給とエアコンの使いすぎに注意が必要。

路上の高温: 10:30ごろには長安街の路上温度が46度を超えた。交通整理の警官に飲み水を届ける姿も見受けられる。

国旗掲揚台の衛兵: 国旗掲揚台の兵士たちに「緑豆湯」が届けられた。「私たち兵士にとって、天安門広場を守ることが重要であって、暑さなど何でもありません。」とは兵士の言葉。

☆ぽんずの一言

暑いのだろうなぁ...と思っていましたが、ようやく、「暑そう!!!!」と感じるニュースが。外に出たら頭が焼かれると感じるほどに暑いのでしょうね。

「緑豆湯」については 伝統的な夏のおやつと飲み物をご覧ください。


06月 11日 端午の節句 粽争奪戦?  北京晨報ネット

昨日7時30分、北京の老舗、稲香村の安定門の店の前には粽を買い求めるための地下鉄駅に至る長蛇の列ができていた。

11時までに3万を数える粽が売り切れた。

☆ぽんずの一言

さすが端午の節句ですね。やはり端午の節句には粽です。

北京の粽はちょっと甘めで、私はあまり好きではないのですが、今となっては、北京の甘めの粽も懐かしいです。

そういえば、私の祖母は生前、新暦の5月5日と旧暦の五月五日には粽を作って届けてくれました。それも懐かしい思い出です。


06月10日 北京原人の頭蓋骨、大規模な捜査開始  北京晨報ネット

1941年に紛失した、北京原人の頭蓋骨について、来月大掛かりな捜査が行われることになった。

現在に至るまで、捜索は民間主導で行われてきたが、今回は政府組織が主導となる。

北京原人の失われた頭蓋骨についての情報は、69301287まで。捜査状況についてはネット上に随時アップされる予定。

☆ぽんずの一言

北京原人の頭蓋骨、どこに行ってしまったのでしょうね。興味あります。

ネット上に随時アップと書きましたが、このURL、現時点でアクセスできないんです。このアドレスでいいはずなのですが...。


06月01日 愛知万博を含む日本旅行、1000元の値下げ  北京晨報

愛知万博での中国館の日、北京週をきっかけに、日本旅行5日間6980元、6日間7300元という値段でツアー参加を募っている。

東京、大阪、名古屋、京都、富士山などを巡るほか、一日は万博見学に当てられる。

現在、日本旅行はまだ低迷から回復しておらず、そのためかなり安い金額でのツアーが可能になったようだ。

☆ぽんずの一言

値段はともかく、かなりハードなスケジュールになりそうですね。一度、そんなツアーで日本旅行をしてみたい!という興味はあります。(あ、その前に外国人向けのはとバスに乗ってみたいとは思っているのですが)

対日感情の悪化で、対日関係、冷え込んでいるようです。


05月 30日 
全国テストに影響?鉛筆の粗悪品が当市で発見! 北京晨報ネット

大学の全国共通テスト(高考)までいくらもないが、この時期にテスト用の2B鉛筆に粗悪品があることがわかった。この鉛筆は鉛筆の卸で有名な永定門付近で発見され、崇文商工分局の取締官に4000本が差し押さえられた。

粗悪品を使いテストの回答を書くといった検査を行ったところ、100点中13点が認識されなかった。

☆ぽんずの一言

中国では、偽物がどんなものにも出回っていますが、鉛筆にもあるのですね。この場合粗悪品ですが、本物を偽っているということからこの種のものも中国では偽物と扱います。

記事の中で、本物との見分け方を書いて注意を促していました。、芯が中心にあるか。鉛筆の表面の塗りがきれいか。ブランド名などがきれいに印刷されているか...。

2002年のテストで、粗悪鉛筆を使った受験生が本来なら430点取れていたはずが、機械が読み込めず100点しか取れなかったということもあったようです。(ほかにも事例が出ていました)

気をつけようにも、なかなか本物と見分けがつきにくいでしょうし...。 機械で読み取れるか、何かに書いてテストするということはできないのでしょうか。


05月 29日 2008年には黄河の水が北京に!   北京晨報ネット

華北の水不足を補うために行われている大工事「南水北調」は長江の支流漢江の丹江口ダムを起点に、鄭州の西で黄河を渡り、京広鉄道沿いに北上、北京にいたる1267キロの大水路を建設する大工事だ。

北京区は房山拒馬河→永定河→豊台→西北四環を北上、終点が頤和園団城湖という80キロ。2007年には河北から水が送られてきて、2008年には黄河からの水が北京に!そして2010年に全工程が完成する予定。

将来北京平原の90%が「南水北調」の恩恵を受けることになる。

☆ぽんずの一言

現代の「大運河」工事とも言われている一大プロジェクトです。自然環境への影響が懸念されていますが、華北の水不足は深刻なものがあります。(人工降雪、人工降雨などが行われていることからもわかりますが)南部は最近、洪水が多発しています。その分の水がうまく水不足の北に送られればいいなぁと思います。


05月 27日 英雄は毛沢東                北京青年報

13歳から18歳(中高生)の英雄。そのトップは、毛沢東!次が両親。

北京、上海や、河南、陝西、遼寧、湖南各省などの中高生1018人殻回答のあったアンケートの結果を中華全国婦女連合会が発表した。

☆ぽんずの一言

「へ〜〜〜そうなんだぁ」と思ったのが正直な感想。やっぱり毛沢東なのでしょうね。チラッと見ても、毛沢東関連の記事っていつも何かしら出ているような気がします。

 


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