北京の三面記事 4〜6月/2002年
2002年4月 6日(土) 清明の大雨は…… 清明の北京を潤した雨は、人工増雨。4日に雨の予報が出たあと関係部門が総力をあげて、気球、飛行機、ミサイルなどなどで空中にヨウ化銀を撒き散らし、雨を降らせたとの事。
それまでの北京の今年の雨量は、例年の1/5だった。
☆ぽんずの一言
数日前、人工的な雨量調節について、あまり安易に使わないようにという決まりを報道したばかりだった。しかし北京のこの春の雨量の少なさは驚くほど。冬は雪も降らなかったし……
2002年4月 4日(木) 綿毛の飛ばない楊の木?
「毛白楊」(ポプラの一種)から発生する柳絮が人々を悩ませる季節となったが、綿毛の発生を抑える遺伝子組替えを行った毛白楊の木が来年にもお目見えする予定。
現在安全性確認のための観察期間3年の2年目。この木は、成長も早く一年で3mも伸びるという。
☆ぽんずの一言
留学時代から風流だとは思いながらも、柳絮に悩まされてきたぽんず。これで一息つける??でも季節の風物が一つ無くなりそうでちょっと寂しいです。
2002年4月 4日(木) 北京に3万トン!降り積もった黄砂
中国国家環境保護総局の発表によると、中国北部を中心に3月20日に発生した黄砂現象で、北京に降り積もった砂ぼこりは約3万トンに上るらしい。
このときの黄砂は、過去十数年で最大規模で、視界は一時200メートル以下になったという。この黄砂は中央アジアのカザフスタンやロシアなどで17日に発生。モンゴルのゴビ砂漠や中国西北部でも砂をを巻き上げて勢いを増し、北京をはじめ中国北部の省、自治区計18地区に広がり、22日朝まで続いた。
☆ぽんずの一言
このときの黄砂はいつになく細かかったような気がします。
それにしても、3万トン。信じられない量ですね。
韓国でもこの黄砂は飛行機が飛ばないなどの被害をもたらしたそうですし、ロシアの極東地域では黄色い雪が降ったとか...。もちろん日本でも黄色い雨が降ったりしたようですね。
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