北京の三面記事 4月-6月/2000年


2000年6月30日(金)北京晩報・北京晨報

北京の新たな名所

28日午後、新東安市場地下に「老北京一条街」がオープンした。この「老北京一条街」は清朝の町並みを模したもので、面積2000平方メートル、40店舗の老舗が軒を並べている。

◆ぽんずの一言◆
新東安市場は、王府井の北にある昔からの市場で、現在はデパートになってます。
昔の町並みが復元されているのは「琉璃廠」「大柵欄」と二ヶ所ありましたが、今回の「老北京一条街」はどちらかというと、テーマパークの一部のような感じですね。
ともかく、早速出かけてみなくては。


2000年6月29日(木)北京晨報

警官に卵を投げつけた女性

27日夕方、永安里路で女性が交通警官に卵を投げつける事件が起きた。
この時間帯は帰宅ラッシュのピーク時で、滕という女性が貴友商場前の自転車道を逆行して走っていた。交通警官が注意したところ罵るや、殴る蹴るの暴行にまで及び、挙句の果ては卵まで投げつけたという。現れた交通隊の隊長に警官を「気ちがい犬」よばりする始末。
28日午後、滕は公務執行妨害で拘留された。
ところがこの滕という女性、なぜ捕らえられたかわかっていない様子。
交通規則を守らなくてはいけないことは小学生でもわかっていること。だが24歳のこの女性にはわからないらしい。「2年間もこうして家に帰っていたんだから。だってこのほうが近いのよ。」

◆ぽんずの一言◆
交通規則を守らない、車、自転車、歩行者……。たくさんいます。郷に入れば郷に従え……で実は私も往々にして守っていません。こんなちょっとしたことが交通渋滞を巻き起こすんですよね。
私も気をつけなくては(^^ゞ


4月 日() 北京

五一のお休み……中国版ゴールデンウィーク

北京市政府の発表 今年の「労働節」(メーデー)のお休みについて

4月29日、30日を出勤日として5月4日、5日に振替休日とする。
5月1日から3日までは法定休日であるので、7日までが休日となる。


4月7日 (金) 北京晨報

砂塵暴……砂嵐

昨日北京では今年に入ってから最大規模の黄砂現象に見まわれた。モンゴル国からもたらされた黄砂により空気中の砂塵量は8、9倍に上昇した。気象部門によればこれは「砂塵暴」だという。

この砂塵暴は、5日14時モンゴル国で発生、風力8〜10を記録した。6日早朝には「強砂塵暴」にかわり北西の気流に乗り中国国内に移動、内モンゴル地方でも多くの砂塵暴が記録された。中国国内に入ってからは勢力を弱めながら移動、しかし昨日北京でも砂塵暴が記録された。しかし市内の多くの地域では視界が3km前後の「揚塵」だった。

気象専門家によると、今年北京における黄砂現象は6回を数えたが、砂塵暴は初めて。黄砂現象で視界が10〜1kmを「揚塵日」、1km未満を「砂塵暴」、500m未満を「強砂塵暴」という。

今回の黄砂現象は、今日中には収まり、砂塵は気流に乗り南下、山東、蘇州北部および揚子江中華柳地区に及ぶものと予想されている。


4月3日(月) 北京晩報

「火蛇」100日で100の命を奪う

今年に入ってから全国で大きな火災が相次いでいる。特に大きな火災は13件、死傷者ともに昨年の同時期に比べ大幅に増えている。

特に大きな13件の火災で死亡142名、負傷者105名を数え、被害総額は3,000万元にのぼっている。このなかで1度に10名以上がなくなった火災は3件あった。最近では3月28日広東省でライター工場爆発火災があり17名が死亡、6人が負傷、それからまもなく河南省の映画館で74人が死亡、1人が怪我をすると言う火災が発生している。この火災は97年以来被害のもっとも大きいものとなっている。


4月3日(月) 北京晩報

「世界一流の総合大学に向け、北京大学と北京医科大学が合併」

北京大学は、文系の最高峰で、理工、医科系の学部がありませんでした。今回の合併で医学部ができることになり、総合大学としての一歩を踏み出します。

ちなみに理工系の最高峰大学は「清華大学」で、北京大学の道を挟んで東側にあります。

 


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