北京の三面記事 1〜3月/2001年


2001年 3月 30日(金)   人口増加、一年に1000万人

昨年の国勢調査の結果が出た。
中国の人口は12億9533万人。
一年間の出生数は1700万人。
死亡者数を差し引いた人口増加は1000万人を数える。

★ぽんずの一言
大騒ぎをしてやった昨年の日本で言うところの国勢調査の結果が出ました。
とはいえ、戸籍に載っていない子供もかなりの数いることも事実だと思います。実際、前回の国勢調査まで戸籍に載っていなかったため学校にも通えなかったという子を知っています。
この広大な国土、国勢調査だけでも大変な大仕事です。


2001年 3月29日(木)   時代劇はさかのぼりにさかのぼって……

最近ブームの時代劇はさかのぼりにさかのぼって、ついに戦国時代に突入!

★ぽんずの一言
日本ではせいぜいさかのぼっても額田王ぐらいまでか。でも中国では紀元前まで簡単にさかのぼってしまう。
一口に時代劇といっても、その期間はあまりに長すぎるのでした。
時代考証がどうとかこうとか、いろいろ新聞をも賑わせたりもしています。娯楽物に目くじらを立てるつもりはありませんが、ある程度の時代考証はして欲しいものです。


2001年 3月24日(土)   3・16石家荘爆破事件の犯人つかまる

3月16日河北省石家荘で起きた爆破事件の容疑者が広西・北海市の警察当局につかまった。

★ぽんずの一言
たくさんの犠牲者を出したこの爆破事件。なにが原因なのか……
生きたまま捕らえたという書き方を新聞がしていたのが印象的でした。
時に、中国の新聞の書き方は、日本人には過激過ぎると思われるものもあります。


2001年 3月23日(金)   バスをご利用のみなさん「請注意!」

3月26日より15の路線バスのルート番号がかわる。
バスに乗るときにはご注意を。
バス停の場所、料金の変更はないが、エアコンバスルートは、エアコンバス料金になるので注意のほど。

★ほんずの一言
今回の変更のなかに、ぽんずが学生時代よく使っていたバス路線を幾つか見つけ懐かしくなった。
332、302、22などなど
ここ数年、路線も増え、バスの種類で料金が違ったりと、バスもよくわからなくなってきた。かつてのように私もバスを使わなくなったので、理解ができないのも当然なのだが。
久しぶりにバスに乗ってみようかな……


2001年 3月12日(月)   白蛇あらわれるか?

11日、「白蛇伝」のヘビを閉じ込めてその上に建立されたという伝説の残る「雷峰塔」の発掘調査が行われる。この塔は1924年9月25日に倒れていた。

★ぽんずの一言
新聞の見出しの下に「白娘子(白ヘビが化けた女性)の上に本当に建立されたのだろうか?」なんて書かれたりして……なんかちょっと変。でもこれで何かが出たら面白かったのですが……。ヘビの骨でも……。
そういった種のものはなにも出なかったけれど、夢がちょっと消えました。


2001年 3月 4日(日)   「龍井」新茶騒動

啓蟄前、それに清明にはまだ遠いのに、馬連道のお茶街では「明前緑茶」が出回っている。西湖のあたりでは、まだ茶摘が行われていないのに。
杭州西湖の消息では、今年は3月下旬にならないと出回らないだろうとのこと。
今出回っているのは「浙江龍井」で「西湖龍井」ではない!味はほとんど変わらない!とお茶屋の言い訳。

★ぽんずの一言
「浙江龍井」だとしてももう出回っているのでしょうか。早すぎる気がするのですが。結構今年は寒いですし。
何に関してもですが、偽物が横行している、というのが悲しい現象です。
同じ日の新聞に、本の海賊版についても出ていました。出版社が依頼したよりも多く印刷してそれを勝手に売りに出すようです。
困った現象です。


2001年 3月 2日(金)   早速黄砂

2/28から3/1にかけて、黄砂の第一陣(?こう言う言い方するのだろうか)が発生したという。
一両日中には、北京にも到達するほどの砂嵐が起きると予測されている。

☆ぽんずの一言
3月というと黄砂の季節のはじまり。そして4月まで続きます。
昨年はひどかったけれど、今年はどうかな?


2001年 2月28日(水)   黄砂予報システムスタート

3月1日より、黄砂予報システムが作動する。……そうです。

★ぽんずの一言
昨年の経験からすると、その予報、かなり正確です。
あの日は球場にいたのですが、9時45分ごろ北京到達。と予報されていた通り、9時45分過ぎ、空が黄土色に染まりました。
持っていた物、着ていた服、そして体全体が細かい砂だらけ……。黄砂予報が出た日の外出は避けた方が無難です。


2001年 2月23日(金)   IOC調査団訪中中

IOCの調査団が訪中中とあって、メディアはオリンピック一色といって良いほどの熱の入った報道を行っている。
街中もオリンピック、オリンピック。いたるところオリンピック。

★ぽんずの一言
大阪はこれではかないませんね。
でも、熱が入りすぎていて、迷惑な一面も。
確かに町はきれいになりました。


2001年 2月 5日(月)   蛇年の蛇の声「僕を食べないで!」

中国で一年に食べられる蛇はなんと6,000トン。
南の深【土川】では一日に10トンもの蛇が食べられているという。
蛇年にはいって蛇料理をだす広東料理レストランは予約なしでは食事ができない賑わいだという。

しかし、条例では、養殖ものは売買されてよいとなっていているが、実際売られている蛇は野生のものが多く、寄生虫や各種病原菌を蛇が持っている恐れがあると関係機関では注意を促しているが……

★ぽんずの一言
私は蛇年なので、もちろん蛇は食べません。(蛇年ではなくても食べたくありませんが)
今回北京にきて(98年)、友達に連れられ食事をしたときに、生簀の隣の籠の中に生きた蛇が入れられていました。
あの当時の流行が、蛇の生き血とサーモンの刺身でした(とともだちがいっていた)。北京は変わったと実感した瞬間でした。


2001年 2月 1日(木)   法輪功

1月30日、中央テレビ局のニュースの時間に法輪功信者の集団焼身自殺について、映像を含めた報道があった。
事件は大晦日の23日にあり、海外のメディアではすでに報道されていたが、中国の報道機関が触れたのは始めて。
その後も、新聞などで、事件についていろいろな報道がなされている。
各界では「反カルト宗教大署名」として100万人の証明運動を行っている。
焼身自殺を試みたなかに12歳の女の子、そして19歳の中央音楽学院の女子学生がいて、そのことも大きく取り上げられている。

★ぽんずの一言
焼身自殺の一部始終の画像をダウンロードできるサイトもあるようです。なんとむごい。
なぜ12歳の少女までが……言葉がありません。


2001年 1月25日(木)   年越しの爆竹負傷者数

大晦日夜から元旦朝6時までに眼下の専門病院・同仁堂病院の急患室を訪れた患者の数は42人。14の手術が行われ、内3件の手術が眼球摘出の大けがだった。
負傷者の大部分は、爆竹禁止地区外の患者で、最年少患者は4歳、最年長の患者は49歳。ほとんどが成人男性だった。内10人の患者が重傷だという。

北京市救急センターによれば、電話による救急車出動要請は173通話あり、32台の救急車は休む間もなく出動していた。

★ぽんずの一言
爆竹は一種の風習なのだから、禁止してもなくなるものでもなく、禁止するより、爆竹の安全性の強化に向かうべきだと思うのですが、いかがなものでしょうか。
かつての、にぎやかな年越しを懐かしむ声は少なくないのが現実です。


2001年 1月20日(土)   昨年北京への旅行客 一億人を超える

昨年一年間に北京を訪れた旅行客は一億人をはじめて超えた。内海外からの旅行客は282万人で、29億ドルの収入があった。
外国人旅行客のほとんどは日本人旅行客に占められ、アメリカ、韓国、ドイツがそれに続いている。北京滞在は平均3.8日、一日一人あたり230ドルを使った計算になる。

★ぽんずの一言
中国は空前の旅行ブームを迎えている。
春節、メーデー、国慶節時に1週間まとめて休みを取るようになって、そのブームに油を注いだ形。
また、外国からの旅行客も依然として多い。
観光地、どこに行っても人人人……


2001年 1月19日(金)   雪かき令第五号

昨日、雪かき令第五号が出された。
今回は特に、凍結防止の塩水を緑地帯にまかない、雪は日のあたる解けやすいところに所に掃きためるなど具体的な指示がなされている。

しかし、記者が自転車で各地を訪れたところ、多くの道では相変わらず道の両側に雪が積まれたり、雪かきがなされていない道が多く見られた。すでに雪が凍結している場所もあり、転倒者が見うけられた。

★ぽんずの一言
こんな少ない雪で、なぜこんなに問題になるのか、東北生まれのぽんずは不思議でならないのです。
雪が降れば、雪掃きをするのは当たり前、じゃないのかなぁ。
固まっちゃったら、本当に危ないんだから……
北に位置はしていても雪の少ない北京の雪騒動でした。


2001年 1月16日(火)   12月30日(旧暦)はどこへ?

昨年に続き、今年も旧暦の12月30日がなく、29日が過ぎると元旦となる。
南京紫金山天文台によれば、旧暦、つまり太陰暦において、1ヶ月が何日あるかというのは新月と新月の期間によって決まるという。
一ヶ月は均値は29日12時間44分。これが旧暦の1ヶ月の基準になっていて、29日(小の月)もしくは30日(大の月)で時間の調整をする。旧暦では一日は必ず新月の日であると言う決まりがあるため、新月の日により前の月が大の月であるか、小の月であるかが決まる。そのため大の月と小の月は新暦のように交互にやってくるわけではない。
昨年の臘月は、今年の最初の新月の日(正月一日)よって29日であることが決まった。そして今年の臘月はも来年の最初の新月の日(正月一日)によって29日間になったという。

★ぽんずの一言
実は、旧暦の大の月と小の月について不思議に思っていました。
どう言う規則があるのか、わからないでいたのですが、この記事でようやく真相解明となった次第。
30日がない場合、年末に7日間天上に帰る竈の神様は1日繰り上げて29日に帰ってくるのでしょうか?それとも天上に帰る日も一日繰り上げるのでしょうか?……素朴な疑問。


2001年 1月15日(月)   内蒙古雪害の影響

遠く離れている内蒙古の雪害の影響が思わぬところに出てきている。
北京で売られている牛・羊肉の1/3は内蒙古産だが河北や北京近郊産もあり、品切れ状態にはなっていないものの、すでに価格は平均1元程度上昇している。
商店の掲示板には価格の書きかえられた跡が見られ、3日前に500g6元だった牛肉が7元に、7元だった羊肉が8.5元になっていた。平均して羊肉が1元以上、牛肉が1元程度の値上がりになっている。

関係者によれば、内蒙古の雪害による影響は価格の上昇のみの見こみ。

★ぽんずの一言
シベリアからモンゴル、そして中国の内蒙古地区の寒波また雪による被害は拡大を見せています。消息をつかめない村などもかなりあるようです。
北京ではその被害を報道でしか知りえないのですが、意外な所にその影響が出てきています。


2001年 1月13日(土)   列車運賃の値上がり

春節帰省ラッシュの第1次ピーク日を迎え今日から22日まで運賃の値上げが行われる。この運賃の値上げは列車間の乗客の均衡を保つために行われるもので、空調付列車は20%、その他の列車は30%の値上げとなる。鉄道関係部門は、この値上げ策は乗客の過度の集中による事故の危険を避けるために行われるとのこと。ピークは10日ほど続き、その間1日あたり25万人が列車を利用するものと見こまれている。

北京鉄道分局によれば、今年運行される臨時列車は、通常の列車と速さ、使用車両などに区別はなく、15日前から窓口でチケットの販売が行われる。列車によってはチケット購入は難しくはないとのこと。また電話やインターネットによる予約には制限があるり、多くのチケットは窓口販売となっている。

★ぽんずの一言
人口が多い中国では、帰省ラッシュもけた違い。
偽造チケットやチケットのダフ屋も出回る。
これからの時期、偽造チケットの押収などの記事も見うけられるようになる。


2001年 1月12日(金)   お線香と火災防止

春節を間近に控え、雍和宮(チベット仏教寺院)では、火災防止に力を入れている。
門前に注意書きを書いた看板を立て、10数種類の焼香禁止線香見本を掲げた。
また院内での押し売りを禁止した。

★ぽんずの一言
しばらく前から本堂など、堂内での焼香は禁止されているが、お堂の前にはひっきりなしに線香がたかれている。その線香も長さ太さは限りなくあり、新聞の写真で見る限り、異常に太いもの、長いものが禁止された様子。
中国でも近年、文化財保護が盛んに叫ばれるようになりました。

 


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