掃晴娘(てるてる坊主)
調べてみるとてるてる坊主は中国の”掃晴娘”(サオチンニャン)が由来だそうです。 掃晴娘は天(空)の雨雲を掃いて掃除して晴れにする女神さまといったところでしょうか。 ”掃晴娘”とはどんなものなのだろうかと、以前、北京っ子の李華さんにきいたところ、知らない... という返事が返ってきました。そしてしばらくたってから、
と話してくれました。 その後調べたところ、中国最後の士大夫と言われる作家の汪曾琪(1920-1997)が、『私の家』(我的家)という文章の中にこんなことを書いていました。
特徴は、紙で作るということ、名前に掃くとあるように、箒をもっていることのようです。 ほかに調べてみると、顔は白、衣装を着た胴体はいろいろな紙や布で作った人形に箒を持たせたもの... というのもありました。
天を掃くということについて、前述の李華さんが面白いことを話してくれました。
なかなか面白い風習だと思います。 それからおまけに、小さいころ歌ったと言うこんな歌を教えてくれました。
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2001/12/25
改稿2011/06/01