マドリガル・ディナー

 

期日:  2001年2月23日、24日 午後7:00〜9:00 (出かけたのは23日)
場所:  ISB(the International School of Beijing) 講堂
出演:  ISB 高等部の生徒 (&中等部の合唱部、小学部のリーコーダークラブの生徒児童)
内容:  中世ヨーロッパを舞台にした、生徒たちによるディナー・ショー

 

WELCOME
   子供たちが通っているISB(the International School of Beijing)で、マドリガル・ディナーというディナー・ショーが行われた。ヨーロッパ中世を舞台に、領主の晩餐にゲストを迎え楽しんでもらうという趣向のものだ。講堂は中世のお城の一室と化し、明かりは蝋燭のみ(若干のライトはつけられたが)、召使たちも中世の衣装を着た生徒たちだ。

 学校の玄関では、小さいミュージシャンたちが、リコーダーアンサンブルを演奏してゲストを歓迎している。廊下にでは乞食たちが物乞いをしている。廊下の壁も紋章がかけられ雰囲気を出している。

 

GO TO HALL
   召使たちに案内され、晩餐会場に足を踏み入れる。なかでは弦楽が奏でられている。明かりは領主たちのテーブルがセッティングされているステージと、楽士たちの楽譜を照らしているものがライトである以外は、各テーブルに蝋燭が3,4個置いてあるだけ。暖炉には火がくべられていて、雰囲気満点。

 テーブルの上には、果物が飾られ、塩の皿、バターの皿、フィンガーボール、メインディッシュ用の皿、パン用の皿、カップ、スープ皿とナイフがおいてある。フォークは?この時代、フォークは使わずに、手で食べていたことをテーブルセッティングを見て思い出した。

 テーブルにはそれぞれ小さな紋章がおいてあり、チケットにある紋章のテーブルにつくことになっている。
 私は、ウィンチェスター家のテーブルだった。
 

 

    羊皮紙を模した紙に書かれたプログラム。

左部分: プログラム
5部に分かれていて、無伴奏のコーラス、弦楽、リコーダー・アンサンブル、寸劇などが披露された。

中央部分: お食事メニュー
パン、スープ、お肉、温野菜、果物、ケーキ
飲み物はアップル・シナモンティー

右部分: 出演者名一覧
王様、王妃らの名前(彼らはコーラスのメンバーが兼ねている)からお食事を出す召使の名前まで載っている。


Yokoも楽士の中に名前を連ねている(一番名前が多い部分)

 

   テーブルに置かれていた、中世のテーブルマナーを書いた注意書き。

1. 食べ物を独り占めしてはいけません。

2. 音を立てて食べてはいけません。

3. ものを吐き出してはいけません。

4. 頭を掻いてはいけません。

5. 食べ物を人の上にのせてはいけません。

6. 大声で笑ってはいけません。

7 脂でべたべたした指で体を触ってはいけません。

8. パンくずを散らかしてはいけません。

9. お話するときは相手の顔を見ましょう。

10. 楽しく過ごしましょう。

訳:Yoko

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