北京に暮らして
 
45:もうすぐ西瓜の季節 

2003/05/19

西瓜が出てきた。

北京の夏といえば、西瓜。
昔から夏になるとトラックに山積になった西瓜を見かけたし、
道端の至るところで西瓜が売られている。
暑くなるに連れて値段が安くなるのを見ているのも楽しい。

夏の山積の西瓜は昔も変らないけれど、
そういえば、冬の風物だった白菜の山積は見かけなくなった。
これまた冬になると トラックに山積にされた白菜が市内に運び込まれ売られていた。
冬の野菜というと白菜。
学食のメニューも冬はほとんどが白菜の料理だった。
それが次第に他の野菜も冬にでまわるようになり
山積の白菜がいたるところに見られるという風景は姿を消した。

白菜と西瓜は訳が違うので、今も夏になると山積の西瓜を見かける。
夏になると、おやつ代わりに、そして食後のデザートに大量の西瓜を食べる。
他にもたくさんの果物が出回っているけれど、やはり夏は西瓜だ。

中国の人は夏でも冷たい水をがぶ飲みする事はないので、
西瓜を食べる事が、水分補給となっているのかもしれない。

私の場合、夏の間、体調が悪く、体が浮腫んだようなときに食べる事がある。
利尿作用もあるということなので、水分を取って、西瓜を食べて、
新陳代謝を良くさせることによって、浮腫みをとるのだ。
これは中国人の友達に薦められた方法だ。

そう考えると、やはり、西瓜は夏に合った食べ物なのなのだろう。

今年も西瓜が出回り始め、西瓜の季節がもうそこまでやってきた。

 
このコーナーは、Ojinさん主宰の≪WEB_熱線≫=市井から見た中国=というメールマガジンに掲載されたぽんずの雑文を転載しています。

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(c)中国歴史・習慣・風俗の雑記帳「ぽんずのページ」2009