北京の三面記事 4〜6月/2006年


2006-06-30 明日から18の公園、博物館が入場無料に 

>>>北京晨報

明日から、以下の公園博物館の入場が無料となる。

紫竹院公園 東城区南館公園 西城区人定湖公園 豊台区南苑公園 長辛店公園
石景山区八角雕塑公園 宣武区宣武芸園 万寿公園 朝陽区団結湖公園 紅領巾公園
日壇公園 麗都公園

北京麋鹿苑 北京西周燕都遺跡博物館 北京大葆台西漢墓博物館
北京遼金城垣博物館 北京団城演武庁管理所 海淀博物館


☆[ぽんずの一言]彡

公園や、博物館が無料になるっていいですね。
特に博物館は、気軽に立ち寄れるようになると、勉強にもなりますしね。

リストを見ていて大体は知っているのですが、
知らないところもあります。。。
北京を離れてもう3年ですし... 仕方ないですね。


2006-06-15 かえるも逃げ出した! 

>>>???

最近のニュースから

北京郊外の話...

近隣にいくつかの工場のある池...
水質汚染がひどく、以前はうるさいぐらいいたかえるも姿を消したとか。
「万を数えるかえるがいなくなった!」という見出しにびっくり。

人間にとっても悪臭がひどく大変だとか。

経済成長のかげで、公害対策はまだまだ追いつかない状態。

この地域、飲用水は地下水だとか...
飲み水も心配です。


2006-05-19 タクシー料金が、キロ1.6元から2元に値上げ 

>>人民網

北京のタクシー料金が、キロ1.6元から、2元に値上げされる。

これは、国際原油価格の高騰による、
国内石油製品(ガソリンなど)の価格調整によるもの。

タクシー業界では価格調整により必要になるメーターの交換を
20日から始め、6月末日まで二作業を終え、
7月1日から新しい料金となる。

☆[ぽんずのひとこと]彡

前回の値上げはいつでしたか...
タクシーに2種類のメーターがつけてあったり、そんなことがありました。

今、国際原油価格が上がっていますが、
中国ではガソリンなどの価格は国が決めた公定価格が基本になっていて、
低く抑えられています。
輸入原油の値段が高くなったのに、安くしか売れないということで、
石油会社がこのところ製油部門で赤字を出していました。
赤字を出すなら売らない、という減少もおき、各地で「油荒」という
石油製品不足状態が昨年来おきています。

政府もようやく石油製品価格の調整をおこなうことになりました。
でも一挙に国際市場にあわせた価格にすることはできないので、
段階的に値段が上がっていくでしょう。

今回のタクシー料金の値上げは、その一環となります。
ガソリン価格が上昇したので、その上昇分を料金に転嫁せざるをえなくなったわけです。

人民元が最近高くなっているので、ある程度はよいのかもしれませんが...
人民元の値上がりに中国政府が介入していないことと
国際原油価格は関係があるのかも...


2006-05-18 天安門の毛沢東の肖像画の原画がオークションに

>>>京華時報

天安門にかけられている、大きな毛沢東の肖像画の原画が
6月3日に北京にてオークションにかけられる。

この絵は、縦91cm、68.5cmの油絵で、
1950年建国1周年にあわせて、
マルクス、エンゲルス、レーニン、スターリン
毛沢東、劉少奇、周恩来らの肖像画が描かれたが、
その中の一枚。

現在、アメリカのコレクターが収蔵している。
落札価格は100万元〜120万元の見込み。


☆[ぽんずのひとこと]彡

中国といえば、北京。北京といえば天安門。天安門といえばあの毛沢東の絵。
その絵の原画だそうです。
天安門の毛沢東の肖像画も、少しずつ変わっているのですが、
今回オークションにかけられるのは、
1950年代から60年代半ばまで天安門を飾っていた肖像画の原画だそうです。

いくらで落札されるのか、興味あるところです。


2006-05-09 BW期間中、3568人が迷子に! 

>>> 新京ネット

黄金週の1週間に、天安門前広場で迷子になった人数は計3568人。
その7割は成人だった。

迷子の数は5月1日の初日は1661人と最高で、
その後4、500人ほどに落ち着き、6日になりようやく100人を下回った。

なんと3568人中、7割りは成人で、老人子供は3割。
子供老人の中には、家族の携帯電話番号も知らなかった。
また、警備側は、英語はできても、方言がわからいことも判明した。


☆[ぽんずのひとこと]彡

迷子サポートセンターといいますか、このサービスのために、
広場に車で拠点を作ったそうです。
これは昨年の国慶節の休暇から始まったとのこと。

迷子案内の放送など、対応しているようです。

それにしても、これだけの人数だと、ひっきりなしに迷子の案内放送があったでしょうね。


 


2006-04-29 6つのウェブサイト閉鎖 

>>>北京晨報ネット

昨日、北京市通信管理局は《インターネットの情報サービスの管理方法》より
すでに改善が求められていたにも関わらず、改善のなかった不健全サイト
月神ネット、無料映画フォーラム、性福フォーラム、深セン掲示板、成人小説ネット、
娯楽情報港 などの6つウェブサイトを法律に基いて閉鎖させる。

また《インターネットニュース情報サービス管理の規程》により、
シリコンバレー動力などの2つの2軒の伝播の低俗な(?)ウェブサイトに対して
期限をつけて改善を要求する。

☆[ぽんずのひとこと]彡

数日前、CNNのサイトで、
中国が、不健全サイトの排除を行う... という記事を読み、
どうなるのかなぁ... と思っていたところの報道でした。

制限しきれるのかなぁ... と思うのですが、
サーチエンジンなんかは、中国の意向に合わないものを
検索できないようにしていますしね...
(国内のものではない、サーチエンジンも中国向けのものについては)
検索できても、アクセスできないサイトはたくさんあるし...
ちなみに、ジオシティー、インフォシークで作っている個人のサイトにもアクセスできません。
(ジオについては、裏技はありますが...)

はてさて今後はどうなるのか、きになるところです。


2006-04-28 GW中、100万の北京市民が旅行へ 

>>> 北京晨報ネット

メーデーのゴールデンウィーク中、北京を離れ旅行に出かける市民は100万に達し、
地方から北京を訪れる旅行客は延べ400万に達する見込み。

市の観光局によると、13%の市民が北京を離れ旅行する。
内1.4%の2,3万人が海外に向かう。
国内で人気のあるのは、華東、華北地方。
ある旅行会社によれば、海外ツアーに申し込んだ人は2.7万人となっている。

旅行会社によると、すでに出発は始まっており、ピークは3日早まったという。
その理由は、GW中のチケットの高値を避けるため。

今年は、「双立春」の年なので、結婚も多く、
新婚旅行にこの時期出かける新婚夫婦も多く、
昨年より50%ほど増えている。
旅行者を通じ東南アジア方面に出かける人たちも1,000人ほどいるという。

この時期の旅行は、 値段ばかりではなく、日程に重きが置かれているのが特徴。


☆[ぽんずのひとこと]彡

中国も、日本も、同じ時期にGW...
人出を考えると、あまり気が乗りません。

海外に出る人も、年々増えているようです。

「双立春」ですが、今年... 旧暦の丙戌年のことです... は2度立春があります。
  →こちらを参考にしてください。丙戌[閏]年陰陽対照表
一月七日と十二月十七日が立春です。
というのは、今年は閏年ということもあって、一月多いのでこういうこともあるんですね。
この「双立春」の年は立春が2回もあるおめでたい年で、結婚が多いといいます。
「双立春」の年があるということは、立春がない年もあるわけで...
(旧暦の1ヶ月は29日か30日で一年間の日数は新暦に比べかなり少ないです)

「無春」といい、結婚が少なく「寡婦年」といわれるそうです。


2006-04-28 北京原人の遺跡、小動物による被害が深刻に 

>北京晨報

北京原人で有名な、周口店遺跡は
小動物による被害に悩まされている。
蜂の巣穴に利用されていたり、リスなどが岩穴を掘り
原人の洞窟、人類が始めて火を使ったその木炭が発見された洞窟だが、
その洞窟も、雨水による被害などが加わり、存続の危機に瀕している。
また近くを通る鉄道による振動の影響も深刻だ。

遺跡公園の建設などを提案、遺跡の保護に向けて
様々な提案が現在なされている。

☆[ぽんずのひとこと]彡

経済発展の恩恵は、なかなか地味な歴史遺産までは回りません。
それでも、周口店は世界的な遺産なので、なんとか保護できるといいなぁと思います。

そうそう、日本語では「北京原人」といいますが、
中国語では「北京人」、「北京猿人」といいます。

ところで懸賞金まで出た骨の捜索はどうなったのでしょうか。
あれって、いつのことでしたっけ???


2006-04-23 北京の児童生徒、制服着用へ? 

>>>人民ネット

北京にて、児童生徒のための制服のファッションショーが行われた。
200人の生徒児童が、評価した。
参加者からは「気に入ったものの、あまりにも単調」との声が聞かれた。

女の子の制服はスカートがメインで、
男のこのものは、中山服(人民服...)スタイルのものや、スーツなどが見られた。

五輪をイメージしたデザイン、他に日本の制服をイメージしたものなどに
歓声が起きていた。

写真は人民ネットから... 小学生の制服(すでにこの制服を着用している学校があるとか)

☆[ぽんずのひとこと]彡

今までも、「貴族学校」といわれている、私立の学校には制服がありました。
結構かわいい制服を着ている生徒たちを見かけたこともあります。

私は、制服が結構好きです。(通学服に悩まなくてもいいというのもありますが)

現在、Ianは制服ですし、
やんずは、デザインは自由ですが、色、布地の材質が決められているスタイルで授業を受けています。(上はスカイブルー、下は濃紺、ジャージ、デニムは禁止)

制服ということは、お金がかかるってことですよね。
中国も、裕福になったのですね。
(田舎に行けば、多分行かなくても、学校に支払うお金もない家がたくさんあるのですが...)

記事中、日本の制服をイメージしたものは、女子学生の、セーラー服のようなデザイン、
中山服スタイルというのは日本の学生服のようなデザインのようです。


2006-04-18 黄色い世界 

>>> 新華社ネット、北京晨報ネット

17日、北京は黄色かった。
15,16日にモンゴル中国の国境地帯で発生した砂嵐は
16日夜11時北京に到達、あたり一面を黄砂で覆った。

視野は一時100mにも満たなかった。
今回北京に降った黄砂は推定で33.6万トン。
1平方mあたり20g...

北京では30年来、平均6回黄砂に見舞われるが、
このようにひどかったことは今までになかった。
また今回の黄砂は今年8回目。
北京市を含む10省で2億人に影響があった。


☆ぽんずの一言彡

写真は新華社のサイトで見つけました。
足跡の写真...驚きました。隣は、砂を洗い流すための散水車。
これほどの黄砂は私も経験したことがありません。
1平方メートルあたり20g。。。ですか。
一坪に60gぐらいの砂が降ったことになりますよね。
すごいです!!

マスクをするなど対策をとるように呼びかけられていたようです。
とにかくびっくりなほどの黄砂だったようです。

黄土色って、小さいころ、ぴんと来なかったのですが、
北京に行って、黄色い大地の砂の色... 実感したことを思い出しました。


今日の空は黄色いと思っていましたが、黄砂が東京まで来ていたようですね!


2006-04-17 日本の製油所で爆発から火災。負傷者なし 

>>>北京晨報

昨日の、製油所の火災ですが、中国の新聞にも載りました。

「日本の製油所で爆発から火災。負傷者なし」
という見出しでした。

国内でも最近、化学工場やらなんやらで事故が多いので、
外国の同類の事故にも敏感なようです。

「場所は、東京湾の埋立地で、民家からは1kmほど離れていた」などと
日本の報道とほぼ同じく書かれていました。


☆[ぽんずのひとこと]彡

時々、ちらっと書いていますが、現在やっているバイトが、
中国のエネルギー関連の記事の収集、翻訳です。
今までもニュースで見た、工場の火災や事故など、
中国のサイトの国際ニュースで、詳しく読むこともあります。

かつては「新聞」ならぬ「旧聞」と言われていた中国のニュース報道。
あのころが大昔に感じます。


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