北京の三面記事 10〜12月/2004年


12月 31日 永定門、正月期間中、ライトアップ      京報網

☆ぽんずの一言
とっても幻想的ですね。
お正月期間中、北京ではこの冬一番の冷え込みになるようです。

中国のお正月は、旧正月で2月9日ですが、一足先に、お正月気分……といったところでしょうか。


12月 27日 八大処の門前のこじき    京報網

先日記者が八大処を訪れたところ、多くの身体障害者が列を成して物乞いをしていた。数えてみると、そういった場所が10数ヶ所見受けられた。

こじきの中には、わざと傷口をあらわにしているもの、障害児をつれているものがいたが、みなぼろを纏い、みすぼらしい格好をしている。

このように、身体障害者が集団で物乞いをしている姿は、町中ではあまり見られない風景だ。

北京郊外の八大処は、風光明媚なところとして有名でもあり、旅行客が絶えない。そのようなところで身障者が集団で物乞いをしているという事は交通障害にもなり、また景観を害することにもなっている。

関連機関に善処を促したい。

☆ぽんずの一言
寺院などの門前には多くの乞食が物乞いをしています。その多くは身障者です。その身障者も、故意に体の一部を廃したりと、そのような事をしている人もいるようです。

「景観を損なう」という理由ではなく、ある程度の根本的な解決がなくては、どうしようにもないと思うのですが……


12月 16日 出稼ぎ労働者子弟の学校建設      京報網

戸籍が北京にないため就学できずにいる出稼ぎ度労働者の子弟向けに来年5〜10ヶ所の学校が作られることになった。

2003年の出稼ぎ労働者の学齢期児童は24万人といわれ、2004年には大幅に増加している。

☆ぽんずの一言
「戸口」という戸籍が北京にないために就学、就職などなど色々な部分で不便な思いをしている人たちは多いようです。

特に現在問題になっているのは、出稼ぎ労働者の子弟の就学問題。未認可の学校を作って勉強をさせたりなどなど、苦労は耐えないようです。

そんななか子供の数が少ない下町地区の公立学校に併設というかたちで作るようです。


12月 03日 濃霧警報解除されず!       京報網

1日早朝出された濃霧警報は、43時間たった昨日夜8時、解除されていない。

霧がは次第にひどくなっており、これ以上ひどくなる場合、警報レベルは黄色からオレンジ色に引き上げられる見込み。

☆ぽんずの一言
黄色、オレンジ、そして一番危ないのが赤と警報レベルはあるとのこと。

この種の警報は、道路の氷結、熱波、寒波など10種類で使われているとのこと。

ちなみに霧の場合

黄色:12時間以内に500メートル以下、オレンジ:6時間以内に200メートル以下、赤:2時間以内に50メートル以下……が予想される場合か既にその視界になっている場合だそうです。(あまりくどく書いてもなんなので、かなり大雑把にご紹介しました)

はてさて、この濃霧の原因は、なんなのでしょう??

それにしても野菜の価格はどうなるんでしょう。そちらも心配。


12月 01日 野菜価格が25%UP         京報網

北京の近郊都市で発生した異常な霧により、輸送が滞り、野菜などの価格が25%ほどUPした。

11月26日、キャベツの平均価格は約1斤(500g)0.27元だったが、昨日は0.4元だった。また、市場に入ってくるトラックも普段の1/3ほどに減っている。

これから影響は広がり、白菜、ニンニクの芽、トマトなど数日のうちに市場価格が上がるものと思われる。

原因は……霧による視界不良による交通閉鎖。高速道路では視界10mに満たない場所があった。

昨日の記事締め切り19:30時点、北京の高速道路は京津塘高速、京開(北京−天津、塘山高速、北京−開封高速)以外は、封鎖が続いている。

☆ぽんずの一言
この季節、へんな霧があるんですよね。気分も悪くなるような……。

そのために交通が遮断され、生鮮食料品の価格上昇!何か(SARSだけど)の騒動を思い出しますね。

北京の食糧事情は、近郊農業に支えられていることを改めて実感しました。


11月 26日 北京公園共通チケット         京報網     

このたび、200元で12の公園の入場可能な年間パスが発売の運びとなった。このチケットには、居住地、年齢などの制限はなく、所有者は、一年間、12の公園に何度でも入場することができる。発売は早くても12月下旬以降になる見込み。

この12の公園は 頤和園、天壇、北海、香山、紫竹院、陶然亭、玉淵潭、北京植物園、景山、中山公園、双秀公園と北京動物園。

☆ぽんずの一言
12の年間パス……いいですね。これだけの公園に使えるなら、観光時間が長いなら、買ったほうが便利ですね。問題は、発売期間でしょうか。

年間パスは、アメリカにいた頃は動物園などの年間家族パスを持っていました。現在狙っているのは、東京の動物園の年間パスなのですが、上野を買うか、多摩にするか、なやんで結局、上野、多摩、井の頭、葛西臨海水族館、夢の島植物園、浜離宮、小石川後楽園……などなどが2割引になる東京動物園友の会の会員になりました。ショップでも2割引です!! 

関係ないですけれど、最近、動物園などなどいっていないなぁ……と急に思いました。あ、プラネタリウムに行く予定だったのに!それも果たしてません。あ、水木しげる展を江戸東京博物館に見に行くのはどうなったんだろ???兎に角、Ianが冬休みに入って、小中学校が冬休みになるその数日に、ちょっと遊ぼうと思っています。


11月 20日 ノルウェーの森、中国で人気          読売     

中国で村上春樹氏の小説が爆発的人気。

経済成長が背景???

☆ぽんずの一言
そういえば、本屋さんで良く見かけましたね。それから渡辺淳一の……とか。

どんな人が翻訳しているのか……と思いましたが、ノルウェーの森は中国海洋大学教授が翻訳したそうです。


11月 15日 悪天候時の地下鉄営業時間拡大へ 京報網

北京市は、今日から4ヶ月間に渡る冬季輸送期に入ったが、地下鉄営業公司は、降雨、降雪など悪天候時の地上交通の混雑緩和のため、営業時間の延長を視野にいれ準備することになった。

臨時列車の運行、営業時間の延長などで対応して行く予定。

☆ぽんずの一言
雪の日は出歩かないのが一番の北京。夕方必要に迫られて出かけ、次の日までかえってこれなかった……などという話はよく聞きます。

電車、地下鉄網の整備が遅れていて、公共交通もほとんどバス、タクシーという北京。雪、雨の日は、道路の混雑がひどく、どうしようにもありません。

あれだけの大都市、電車、地下鉄が整備されていなかったら、どうしようにもありません。

今回の対策、いくらかでも混雑緩和になるといいのですが…


11月 12日 タクシー運転手のマンガが中国美術館に! 京報網     

北京市のタクシー運転手のマンガが、このたび中国美術館の「漫画展」に有名漫画家の絵とともに展示されることになった。

このタクシー運転手は文革世代の張志剛。リストラでタクシーの運転手に転身。その後、巷の様子を絵に書くようになった。

マンガの事を考えすぎ、道を間違えたことや、交通違反を犯したこともあったというが、事情を聞いた警官からお目こぼしにあずかったことも。

現在、数多くのメディアから契約の申し出があるという。

☆ぽんずの一言
文革世代というと、ろくな勉強もできなかった世代。この運転手さんは独学で漫画を描くようになったとのこと。

一流の人たちの絵とともに一流の美術館に展示されるなんて、すごいですね。


11月 05日  2008年8月8日午後8時  京報網     

昨日、北京市長は、2008年8月8日午後8時に北京オリンピックの開会式を執り行うことを発表した。

☆ぽんずの一言
当初、バケーション、テニスのUSオープン、各国の野球リーグなどの日程もあり、8月下旬案もあったけれど、8にこだわったという感じですね。

でもでも、8月上旬!!!!!!!!暑いですよ!!!!!!
アテネも暑かったようですけれど、北京も暑いです!!!!!!!


11月 01日  中国の都市ランキング 北京は2位! 人民ネット

国家統計局は10月30日、人口、経済、インフラ、など50項目を総合した指標で全国のベスト100都市を発表した。

第一位は上海で、第二位は北京。上海は経済、社会発展、インフラ整備、環境面でぬきんでており、北京に79ポイントの差をつけた。

総合と経済指標の順位は以下のとおり。
総合:上海、北京、深セン、広州、天津、南京、大連、杭州、瀋陽、哈爾浜
経済:上海、北京、深セン、広州、天津、大連、蘇州、無錫、杭州

☆ぽんずの一言
やはり、上海がぬきんでているようですね。北京は第2位。そして、深セン、広州……ときますか。(ふ〜〜む)

経済面では、上海近郊の蘇州、無錫、杭州がやはりがんばっていますね。


10月 27日   空中警備          晩報ネット         

北京テレビ塔広場では、30人の警備員が、高さ5〜9メートルの椅子に座り、空中で警備に当たっている。

☆ぽんずの一言
写真で見るに、テニスの主審が座っているような、というかプールの監督する人が座っているような椅子ですね。

人ごみの中、安全を考えたとき、上から見ていたほうが、効果的かもしれませんね。
でも、危険を察知したとき、慌てて降りて怪我!なんてしないといいのですが。(って、ぽんずじゃないから、大丈夫か(^^ゞ)


10月 23日   麗都マーケット今朝取り壊し  晩報ネット         

北京でも古い外資系ホテルの麗都飯店の目の前にあったマーケットが今朝取り壊された。

☆ぽんずの一言
麗都の泊り客など、外国人もよく買い物に出かけ、私自身もおなじみだっただけに、ちょっとショック。

ここにはおみやげ物や、偽骨董品などなど、さまざまなものが売っていました。


10月22日    香山の紅葉、見ごろを迎える   京報網

10月20日ゴロから香山の紅葉が見ごろを迎えた。写真は22日の香山の紅葉。
紅葉の見ごろは11月中旬まで続く見通し。        

☆ぽんずの一言
何度も書いたかもしれませんが、「香山紅葉」には思い入れがあります。教科書にも、そういった文章が載っていましたし……。
でもでも、やっぱり紅葉が綺麗なのは、身内びいきかもしれませんが、日本だと思います。

 


<<Back<< News目次 >>Next>>