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ぽんずの中国三面記事 2011年02月

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2011年02月26日
景山上下雪花飛、故宮内外白茫茫
中国のお天気ネットで見つけた写真です。
雪の故宮&景山
... とても素敵な写真集だったので、ご紹介。

http://www.weather.com.cn/photo/gqt/02/1274753.shtml

なかなか雪が降らなかった北京、この雪は10日の初雪以降、三度目だそうです。

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2011年02月24日
1972年の北京大学の学生生活(写真)
ネットサーフィンをしていて見つけました。
1972年の北京大学の大学生の生活の様子を写した写真が紹介されていました。

この2枚は、私も反応してしまいました。
上の写真!木があまりにも若い(笑
下の写真... 私もこんな教室で授業を受けてました...

そういう私、子供たちからは、「冷戦時代に中国に留学していた...」と感心されています。(私が北京に留学したのは1983年。そして大学に在籍したのは1985年からです)

この他、いろいろな写真が紹介されていますので、興味ある方は「1972年時北京大学的学生生活」をご覧ください。

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2011年02月19日
10匹近い猫が惨殺される

北京市通州区の西海子公園で、10匹近い猫の死体が見つかり、20匹近い猫が姿を消したそうです。そのためボランティアが残りの猫を昨日(2月18日)安全な場所に移したとニュースになっていました。

公園には最近多くの野良猫が見受けられるようになり、ボランティアの人たちは避妊手術をして、決まった場所で餌やりをしていたそうです。

猫たちに餌やりをしていた女性によると、7、8匹の死体が見つかったほか、20匹ほどの姿が見当たらないとか。
死んでしまった猫は、頭部に怪我をしていたと別のニュースに出ていました。
また餌の時間に近寄ってくる猫たちの中にも怪我をしている猫が見受けられるそうです。

死体が見つかったのは昨年末の29日。公園の管理事務所に連絡するも被害者が猫ということも取り合ってもらえなかったようです。その後、そのニュースは広まり、ボランティアが猫を安全な場所に避難させたとか。

この公園の猫は5,6年までは数匹だったようですが、公園近くで民家の取り壊しがありそれ以降、飼い主に捨てられ公園に住み着いた猫が多いようでです。

中国では経済が発展し、空前のペットブームとも言われています。
その影で、こういうことも大きなニュースになるようになりました。

http://news.xinhuanet.com/photo/2011-02/19/c_121099102.htm
http://xf.china.com.cn/2011/0219/688.shtml

写真は、公園から猫を移動させるボランティアの人...(中国ネットより screen shot)

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2011年02月14日
北京に降った雪は672万トンと小学生が推測!!

記録的な遅い初雪が先日ありました。

遅い初雪、そして春節お休みを利用して13日にどれだけの雪が降ったか、
小学生が推測したというニュースです。

記事によると
1平方メートルの雪を洗面器ですくって測量しました。1平方メートルあたり4KG を基本としたそうです。
北京の面積は16,800平方km、そこから672万トンの雪が降ったという数字を出したとか。

小学生が測量した方法としては、とてもいい数値だと思います。

http://www.weather.com.cn/life/gdt/02/1266131.shtml

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2011年02月12日
化学工場の爆発のデマで、避難途中の住民が交通事故で死亡

ことの始まりは9日夜11時、大和集団という会社の工場でガスが爆発、匂いをかいだら死ぬというニュースが江蘇省響水県の化学工業団地(中国語で化工園区)で広まっていたそうです。
外に出ると、異臭が漂っていたとか... ということで、住民は、雪が降っているにもかかわらず、避難をしたそうです。
写真は、避難する住民の様子です。

その爆発情報による避難の混乱で、交通事故により4人が死亡、多くの負傷者が出ました。

取材でも、爆発事故は起こっておらず、この爆発情報は出まであることがわかりましたが、同地では10.5平方キロの工業団地に2002年以来40を超える企業が集まり、2007年11月には死者を出す事故が、2010年11月にガス中毒者を出す事故が起きており、住民は不安を募らせていたそうです。

今回は、どのような次第でデマが流れたのかはわかりませんが、ちょっと考えさせられる出来事だった気がします。

http://www.ce.cn/xwzx/shgj/gdxw/201102/12/t20110212_22208933.shtml

参考地図:江蘇省響水

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2011年02月12日
バレンタインデー用、虹色の薔薇のお値段は?

この写真、人工着色された虹色の薔薇の花です。
昨日(11日)南京の花屋さんで売りに出されたものだそうですが、
なんと花束で、1,000元はくだらないそうです。日本円で12,700円ぐらいでしょうか。
すでに、10数束の花束の予約があるそうです。

一本いくらかというと、80~180元(1,000~2,300円)と値段にばらつきがあるようです。

この虹の七色の薔薇はオランダから輸入されたものだそうです。

それにしても... すごいですね...

http://www.cnr.cn/allnews/201102/t20110212_507667269.html

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2011年02月10日
北京、ようやく初雪!

この冬の初雪がまだ降らないと1月31日にご紹介、そして2月5日に雪が降らず人工雪で公園を彩っているとご紹介しましたが、ようやく10日早朝、北京にこの冬最初の雪が降ったそうです。
これは記録的な遅い初雪だそうです。(1951年から初めてとのこと)

この雪雲を利用して、9日夜~10日午前にかけてこのところ旱魃に苦しめられている華北を中心とした地域では人工増雪を行い、小降りの予定の雪を中降りにできたそうです。


河南省でミサイルにより人工増雪作業を行う部隊

小麦の生育に影響があるので、少しでも効果があればいいなぁ... と思いました。

http://www.weather.com.cn/photo/gqt/02/1263353.shtml
http://www.weather.com.cn/photo/gqt/02/1263420.shtml

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2011年02月09日
春節総合症
春節総合症で病院は大忙しというニュース。

春節総合症とは、年越しの準備や、仕事などに疲れたところに、休暇、帰省でほっとして体調を崩したり、暴飲暴食で体調を崩すことらしいです。

すでに春節の二日ぐらいから病院を訪れる人たちが多くなり、患者は増加を続け、病院は文字通り、休む暇もなし...だそうです。。

昨日で大晦日からの春節の1週間の休暇は終わりましたが、まだまだ気が抜けません。
お休み中に溜まった仕事や、休み中の暴飲暴食による体調不振、Uターンラッシュでの疲れで、体調を崩しやすいので注意するように... と専門家。

http://www.chinanews.com/jk/2011/02-09/2829767.shtml

なんとなくわかるような気がします。

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2011年02月08日
「*客」... 「~~な人たち」という新語
レコードチャイナという中国のニュースを配信しているサイトで見つけました。
北京晨報からのニュースだそうです。

よく使われる「*客」という言葉には「黒客」:ハッカー、「博客」:ブロガーという言葉があり、これらは私も知っていましたが、下記は私も始めての言葉でした。

「切客」(チェッカー)
説明:どこかに行ったら必ず「チェックイン」する人たち
必需品:iPhone、ノートPCなど各種モバイル機器
出没地点:各種SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)
特徴:とにかく自分が今いる場所を知らせたい

「ピン客」(ピンカー、ピンは手へんに并)
説明:何でもシェア・共同購入して節約する人たち、「ピン」は寄せ集める、の意
対象:車、部屋、カード、旅行、食事、ショッピング、結婚式まで!
出没地点:「ピン友」を募集する専門サイト
特徴:とにかく何でも安く済ませたい

「試客」(シーカー)
説明:ネット上で無料サンプルや試供品を請求する人たち
対象:ありとあらゆる無料サンプルや試供品
出没地点:各種ショッピングサイトや仲間が集まる専門サイト
特徴:タダで最新のものが試せるなんてサイコー!

「掘客」(ジュエカー)
説明:投票サイトに情報を投稿する人たち
投票サイトにメンバー登録すれば、誰でも「掘客」になることができる。とっておきの情報を投稿したり、書き込まれた情報を役立つかどうか評価したり。評価が良ければトップページなど目立つ場所に載せてもらえる。扱う情報の種類は様々だが、口コミ情報なので信頼度は高いとみられている。(翻訳・編集/NN)

http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=49111

どれもネット関連用語で、あまり使い道はないようですが、知っていることに漉したことはありませんね。

新しい言葉にも注意したいと思いました。

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2011年02月07日
エキスポは終わったものの、中国館の入場券はダフ屋で4倍!
エキスポが終わったのはもう何ヶ月も前のことになりますが、
今でも、参観可能な中国館はエキスポ期間中に入場できなかった人たちでにぎわっているそうです。

入場券の値段は、20元のはずですが、春節休みが好天に恵まれていたこともあり、
なんと一昨日(2月5日)のチケット販売数は14時30分時点で8万枚になりチケット販売が停止されたそうです。
昨日(6日は)13時でチケットの販売が停止になったとか...
チケットを買ったものの、入場できるまで4時間の行列... とのこと。
びっくりです。

もしもチケット売り場で買おうと思ったら、チケット売り場に9時に並んで2時間。
そして入場までにさらに行列... で入場するまでに6時間かかるとか....

またダフ屋でチケットを買うと、80元とか...

なんかすごいですね...
http://xwcb.eastday.com/c/20110207/u1a853912.html

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2011年02月05日
”瑞雪”も人工雪

北京では100日も雪が降っていないそうです。
そのため、公園では人工の雪がお目見えして、春節を彩っているとか。

http://www.weather.com.cn/photo/gqt/02/1260962.shtml

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2011年02月05日
大晦日の爆竹で深刻な大気汚染!
南京市では2月2日の旧正月の大晦日になんと、急激な大気汚染に見舞われたそうです。

2日午後2時の大気汚染指数は62と大気の状態が優良な数値(50以下)に近かったものの、5時ごろに爆竹の音が聞こえ始めたとたん急速に数値が上昇300に達しました。その後3日0時には500という最高値を超え、1時間後から少しずつ数値が下降し始めたそうです。

毎年年越しの時には、軽度の大気汚染が見られたものの、今年は鳴らされた爆竹の数が例年の数倍であったこと、また空気が乾燥し、風力も弱かったことなどから、重度の大気汚染に見舞われたと専門家は見ているようです。

http://news.sina.com.cn/c/2011-02-05/034221917553.shtml

それにしても、どれぐらいの爆竹が鳴らされたのでしょうか、興味があるところです。

大気汚染指数ですが、これは中国の国家環境保護総局が発表している中国独自の大気汚染指数で、前日昼の12時から当日12時までの24時間の測定値の平均値だそうです。大気中に粒子状物質がどれぐらいあるかを示していて七段階に分かれています。
1~50:レベルI、51~100:レベルII、101~150:レベルIII-1級、151~200:レベルIII-2級、201~250:汚染レベルIV-1級、251~300:汚染レベルIV-2級、300超:レベルVとなります。
レベルIは優良、レベルIIは良好で、健康に問題なしのレベル。そしてレベルVは重度の汚染状態となっています。

ちなみに、北京はオリンピック前、常時200ぐらいだといわれていましたが現在はどうなのでしょうか。

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2011年02月05日
爆竹の被害
年越しの爆竹の被害は、毎年大変なものがありますが、今年の被害もある程度数字が出てきました。

2日0時から2日8時つまり、大晦日の0時から元旦の8時までの32時間に全国で5945件の火災が起きたそうです。被害額は1300万元を超えているとか。

北京市では大晦日0時から元旦1時までに161件の火災が起きたそうです。(昨年は58件)
また眼科の専門病院同仁堂病院は3日朝8時までに85人のけが人を収容、うち78件が目に負傷を負っていたとのこと。けが人の1/4が児童だったそうです。
また積水譚病院では3日1時までに25人のけが人が運び込まれましたが、うち2人が亡くなったそうです。

北京で5日までに集められた爆竹のごみは58トンで昨年よりも21トン少なかったそうです。

ちなみに、爆竹のピークは、大晦日夕方5時、夜8時と、元旦0時だったそうです。

http://opinion.nfdaily.cn/content/2011-02/05/content_19803186.htm
http://msn.ynet.com/view.jsp?oid=76545405

毎年のことですが、負傷者、火災... と被害もたいへんなもの、北京市はまた”禁止”も考え始めているようです。

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2011年02月01日
北方では空気が乾燥!火の取り扱い、喉の病気に注意!

このところ旱魃などのニュースが多いのですが、こんな地図を見つけました。
全国の湿度の分布図です。

10%までが赤、20%までがオレンジ、30%までが黄色で示されていますが、中国全体のほとんどの部分がこの色になっています。

明日は大晦日、空気が乾燥する中、真夜中にはかなりの数の爆竹が鳴らされるので、注意が必要ですね。

http://www.weather.com.cn/news/1258640.shtml

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