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ぽんずの中国三面記事 2011年01月

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2011年01月31日
まだ初雪がふらない北京
1951年来、北京の初雪で一番遅かったのは1984年1月29日だとか。
http://news.hexun.com/2011-01-28/127092713.html
これはもしかして、留学して初めての北京の雪で、
雪が降らない土地からの留学生が大騒ぎしていた降雪ではないでしょうか。(^^ゞ

その記録を.... 更新しているのがこの冬で、
すでに90日以上、降雨(降雪)がないそうです。

もともと北京はあまり寒くてもあまり雪が降るイメージはありません。
今までの記録では1970年10月25日から1971年2月15日まで114日間降水がなかったのが最長記録だそうですが、
今回はそれに次ぐ記録だそうで、10月25日から降水がないそうです。
http://news.sina.com.cn/c/2011-01-25/030521868446.shtml

南方では結構雪が降っているのですが、
北方は雪も降らず、深刻な旱魃になっているようです。

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2011年01月31日
帰省ラッシュ、ピークへ

2月2日は旧の大晦日。
帰省ラッシュもピークを迎えている30日の北京駅前の写真です。

2000人を超える警官が北京駅、北京南駅、北京東駅、北京北駅が配置され、
交通整理などにあたっているそうです。

http://www.cnr.cn/newscenter/xwtz/201101/t20110131_507643062.html

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2011年01月29日
「傍老族」
日本のネットでもご紹介されていたので、ご紹介。

「すねかじり族」「パラサイト族」と日本語に訳されているようです。

「中国で高収入の就職先が見つからずに失望し、親頼みの生活を送る高学歴の若者」 のことだそうです。


これ以外に、若者関連の最近の新語には

「蟻族」... 就職難民
「恐帰族」... (さまざまな理由から)帰省できない人たち

などがあります。

経済的に急成長をしている中国ですが、
こういう一面もあります。

ご参考までに

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2011年01月27日
浙江省で没収浙江省で没収された覚せい剤類500kgが焼却処分 された覚せい剤類500kgが焼却処分
類500kgが焼却処分
浙江省で、2008年来、同省で没収された覚せい剤各種、
重さにして約500kg 価格にして8億元相当(日本円で12.5億元)が公開焼却処分されたそうです。

この焼却処分は、報道機関及び一般に公開されました。
写真は、その報道写真です。

報道によると、浙江省で昨年一年間に
検挙された案件は4000件以上、
7000人を超える容疑者が起訴された... そうです。

ちなみに焼却処分になった覚せい剤は、かなりの種類に及ぶようです。

浙江省だけでこの数...
全国ではどうなるのでしょうか...

ちなみに、中国では、「毒物密輸、販売、運送及び製造罪」で厳しく罰せられます。
使用ばかりではなく覚せい剤の1kg以上の輸送で死刑が適用される可能性があるそうです。

http://pic.people.com.cn/GB/13829243.html

ちなみに浙江省は、上海の南に位置する省。
中国の「省」は、日本では「県」に相当します。
省都は杭州市、面積101,800平方キロ、人口5,060万人

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2011年01月27日
華北地方は深刻な旱魃
中国の華北地方とくに黄河流域が深刻な旱魃になっているそうです。

1月11日から25日の2週間の間に、中国の北方地方ではほとんど降雨(降雪)がなく、
降水量は例年の2割に満たないようです。

この地図は、旱魃の地域を示したものですが、
濃い茶色に近いほど、深刻な地域になっています。

影響は農業に出ているようで、特に心配されるのが小麦。
まだ生育に目立った影響は出ていないようですが、
これからも目立った降水(降雪)が望めそうにもないそうです。
そのため、気象関連部門では人工増雪(増雨)などを行うことにしているそうです。

ちなみに下は26日から29日までの降水、降雪量の予報図ですが、
上の地図で茶色の部分がぽっかり抜けているのがわかります。

雨も、雪もなかなか思ったところに降ってくれないものですね。
http://news.ifeng.com/mainland/detail_2011_01/27/4469664_0.shtml
http://society.people.com.cn/GB/41158/13814769.html

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2011年01月23日
飛び込みの女王・郭晶晶選手 引退!!!
報道によると、

中国の飛び込みのナショナルチームの周継紅コーチが22日
飛び込みのナショナルチームが、各方面に対し、
郭晶晶選手のナショナルチームからの離脱を通知したことを明らかにしました。

また、周継紅コーチは
どうして郭晶晶選手が引退手続きを行ったのか理解できません
現状ではロンドンオリンピックへの出場は無理でしょう
と話していました。

中国では最も注目を集めている女性アスリートの郭晶晶選手だけに、
このニュースは、あちらこちらで報じられています。

http://www.js.xinhuanet.com/xin_wen_zhong_xin/2011-01/23/content_21932461.htm

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2011年01月19日
また地震。今度は安徽省 この地震は前日予言されていた?
またまた地震のニュース。 1月19日12時7分に安徽省(北緯30.6、統計117.1度の地点)でマグニチュード4.8の地震が起きました。震源の深さは9KM 。

かなりの数の家屋に影にひびが入るなどの被害があったようです。 また同じ地点でマグニチュード5以上の地震の発生はないと当局は発表していますが、 歴史的な?寒さの中、非難をしている人たちは不安を募らせているようです。  

はてさて、どれぐらいのゆれだったのでしょうか... マグニチュードと、震源の深さなどでは、推測もできません。  

でも、地震慣れしている日本とは違いますし、 (建築基準などもちがうし、あってもないに等しいし...) 立て続けに地震の報道があると、それだけでも不安が募ります。

  http://politics.gmw.cn/2011-01/19/content_1557722.htm    

ネットニュースによると、昨晩(18日夜)王衛民さんという人が、 19日に、地震があると予言していた.. とか...

その内容は...  

ここ数日のウルムチ(新疆ウイグル自治区)南山の雲を見るに、 1976年の唐山大地震(死者242,419人といわれている)が起きる前の雲の形状が見て取られる。 計算したところ、1月19日(月齢15日)に、北緯38.4度、東経118.6度、の地点でで マグニチュード5.6以上の地震の起きる可能性がある  

というものだったそうです。  

北緯38.4度、東経118.6度...と 北緯30.6、統計117.1度... マグニチュード5.6 と 4.8ですか...   予言どおりだったか否かについての判断は皆様にお任せします。 http://politics.gmw.cn/2011-01/19/content_1557793.htm

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2011年01月19日
黄河の218kmが凍った...
今年の冬は特別に寒い!と話題になるぐらい、冷え込んでいる中国ですが、 中国天気ネットによると、1月17日の時点で、黄河の218kmが凍りました。 これは1968年来最長だとのこと。

今年に入ってから、寒い日が続いていましたし、 黄河流域の寧夏回族自治区(凍ったあたりに位置します)では14日以降 最低気温が-18度~-20度で推移していて、寧夏あたりを中心に黄河が凍ったのだそうです。

  http://www.weather.com.cn/news/1248684.shtml  

それにしても、こういう自然現象を聞くと、今年は本当に寒いのだと実感します。
また、私が住む蘇州では、寒さのため消費電力が急増、 工業用の電力を、一般にまわしているため工場への電力供給が不安定になっているようです。
今まで、夏季にはそういうことがありましたが、冬にも... とびっくりです。   黄河というと、こんな風に流れています。

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2011年01月18日
中国人のタイガーマスクが、文具などを寄付
中国でもタイガーマスクを装った寄付が話題になっていると、
日本でも報道されているようですが、
来日11年の中国人のタイガーマスクのニュースが中国で報じられているのを見つけました。
ちなみに、タイガーマスクは中国語で「虎面人」と訳されています。

18日の日本の華僑報ネットの報道を引用した記事によると、

来日11年の中国の男性から寄贈があったのは、北九州の聖崎の家という児童福祉施設。
鉛筆、ノート、縄跳びなどが入った箱を、施設長さんに手渡し、去って行ったそうです。

中には手紙が入っていて、

「日本のタイガーマスクの活動が、日本ばかりではなく、世界に希望を与えました。
このような心のこもった活動が続いていくことを期待しています。」

と書かれていたということです。

そしてこの報道につけられたコメントにはこんなコメントが...

「自分の国には、たくさんの学校に行けない、苦しい生活にあえいでいる子供がいるのに、
日本人なんかに寄付するなんて...」

言いたい気持ちは、わかります...

http://www.chinanews.com/hr/2011/01-18/2794698.shtml

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2011年01月17日
充電式カイロ靴(?)
なんと訳すれば、適当なのか、わからなかったので、
とりあえず、「充電式カイロ靴」と訳してみました。

寒い日が続く中、その寒い屋外で働いている人たちもいるわけで...

そんななか、南京市では、交通整理を行う警官1400名あまりに、
充電式カイロ靴が支給されたそうです。


加熱装置は、かかとの部分にはいっているとか...
靴のくるぶし部分にポケット式のスイッチ装置があっります。
また、防寒用の靴の中敷も使われているそうです。
充電後6時間ほど使用可能で、最高温度は40度ほどにもなるそうです。

見栄えは、写真のように、一般に売られている防寒靴と変わりありませんね。

ちなみに、この靴、ロシアの極東部隊からのアイディアの借用だそうです。


http://news.jxnews.com.cn/system/2011/01/11/011563197.shtml

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2011年01月17日
内モンゴルでは-46.6度を記録
このところ、中国でも寒い日が続いていますが、
なんと、内モンゴルのフルンボイルでは、1月8日から、-40度を下回る日が続いていて、
15日には-46.6度を記録したそうです。

サイトのニュースに載っていた写真ですが、息も完全に凍っていますね...

ニュースでは、「千年極寒」と千年に一度の寒さではないか...などと、大騒ぎをしていますが、
確かに、昨冬に比べて寒いです。

気象関係者は、「千年極寒とは何のデータの根拠も無い」とし、あまり大騒ぎしないようにといっていますが...

http://www.ce.cn/xwzx/gnsz/gdxw/201101/16/t20110116_22144817.shtml

参考地図

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2011年01月16日
今度は別な場所で地震...
今日1月16日、中国時間の8時30分過ぎ、四川省北川でマグニチュード4の地震があったそうです。

この場所は、このところ結構地震が多発している場所です。
13日の真夜中にも微震ぐらいの地震があったようですし...

でも、前回の南黄海の地震からすぐだったので、
報道も結構されたのかなぁ... などと思ったりします。
どうなんだろう?

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2011年01月13日
南黄海でマグニチュード5、そして4.1の地震が相次ぐ

最初の地震の発生時間は12日午前9時19分(日本時間の10時19分) 震源地は南黄海北緯33.3、東経123.9の場所で、震源の深さは10km、マグニチュード5だったそうです。
(場所は、北緯33.3、東経123.9)
揺れは、上海、江蘇省、浙江省で感じられたそうです。
(ちなみに我が家は、江蘇省蘇州市です)

そしてこの地震の直後、マグニチュード4.1の地震が発生。
場所は北緯33.2、東経123.9と場所は、緯度で0.1度離れた場所だったそうです。

この震源地は、江蘇省塩城市の海岸線から約260km、市街地から300kmの距離にあたるそうです。

昨日、あれ?地震?と一瞬思ったのですが、 その後、まさかねぇ...と思い、忘れていましたが、 今朝、ネットを見ていたところ、なんと、あれは本当に地震で、びっくりしました。
それも2度揺れたと知り、またびっくり
特に揺れも大きくなく、被害もないようで、安心しました。

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