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中国語メモ 牙人


「尾牙」関連で、調べたのですが、ここで「牙」というのは「売買、売買の仲介をして手数料を取るもの」という意味だということが、漢和辞典に出ていました。

尾牙のときに、M先生が、「宋、元あたりから、仲買商人を牙人と言います」と教えてくださったので、調べたところ、「辞源」という中国の辞書に、

宋の書物に「現在『牙』といっているのは、売買交易に従事する人のことで、唐の時代の人はと書いていたが、牙に似ていることから、牙と書くようになった」と出ている。

とその言葉の意味の由来が載っていました。

仲買と、歯を意味する牙が、つながらずに、不思議だったのですが、もともとは2つの別の文字だったことがわかり、一安心です。

 

参考:「尾牙

 


2007/02/11

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