烏 鎮

烏鎮は浙江省の北部に位置し、杭州市よりバスで1時間半。(上海、蘇州から2時間半ぐらい)。京杭大運河が街を廻って流れている。水路が網の目のよう流れている。千年来、民居が川に面して建てられ、市が橋にそって設けられた。水郷のゆったりとした趣は江南の風情を今なおのこしている。烏鎮は昔、とても華やかな街であった。そして今も民俗が素朴な民俗を残している。そして桐郷市の拳船、花鼓戯、影絵芝居、縁日の市などが水郷地帯の風景に彩を添えている。この土地からはたくさんの有名人がでている。梁代の昭明太子がここに館を築いて読書の地としたことから始まり、近代の作家茅盾まで、数多くの人々の名前をあげることができる。船からこの街をのんびり眺めたり、路地をぶらつきながら、江南水郷ののどかな美しさを感じることができる町だ。






戻る

 

中国歴史・習慣・風俗の雑記帳「ぽんずのページ」