1. 杭州紹介


杭州は、銭塘江の畔、北京~杭州大運河の南端に位置しています。中国六大古都の一つに数えられる歴史ある街です。昔から「魚米之郷、絲綢之府」「名茶之郷」など称されていました。

特に有名なのは、マルコ・ポーロが「美しさといい、豪華なことといい、世界の他の都市よりはるかにすぐれている」と東方見聞録に書き記したことでしょうか。

また、白居易(杭州にお役人として赴任)や蘇東坡など詩人が杭州を題材に多くの詩を残しています。

日本人に西湖の美しさを改めて説明する必要はないと思いますが、西湖十景はあまりにも有名です。

そうそう、龍井茶は、杭州産ですね。


あまりにも大雑把な杭州簡史

[杭州上の変遷]

[杭州上の変遷]

注)地図は、クリックすると拡大されたものを見ることができます。

春秋 越の都
 (簡単に言うと呉越同舟の越の国)
秦・漢 会稽郡銭塘県
隋・唐 杭州 
(この時代に北京から杭州までの京杭大運河開通)
五代 呉越国(893-978)の西府
南宋 国都・臨安府
マルコポーロが杭州を訪れる。
現在 浙江省の省都

 

一口メモ <六大古都>

六大古都とは、西安、洛陽、南京、開封、杭州、北京 をします。
これに蘇州を加えて七大古都というのだそうです。

 


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中国歴史・習慣・風俗の雑記帳「ぽんずのページ」