龍とは
龍は古くから中華民族と中国文化の象徴であるといわれてきました。龍は中国人の祖先が考え出した自然神だと考えられており、雲が集まり雨が降りという自然現象の中に現れる「稲妻」の形象と、その「稲妻」によって得られた霊感であるともいわれています。原始時代の人々は自然の現象に興味と恐れを抱き、その中から龍という創造の動物を作り上げ、崇拝してきました。
数々の原始時代の氏族の象徴がどのように龍に統一されてきたかについては異論も多いのですが、まだ文字もなかったころから中国は龍を象徴としていました。 こんな中国で「龍」という言葉ははさまざまな意味に使われています。それをちょっとご紹介します。
このように龍は中国とは切って切り離せない、空想上の動物なんですね。 |
2000年07月17日
改稿2011年05月05日