華人、龍の子孫、中国人
中国人は自らを「華人」、「龍的傳人(龍の子孫)」、「中国人」と呼びますが、それらの源についてご紹介しましょう。 中国の古代文化には二つの大きな流れがありました。 さて、中国についてはこのようにいわれています。神話の中の皇帝に話が飛びますが、尭、舜、禹といった皇帝がいました。その中の「舜」は即位にあたって「中国に至った」と書物にかかれています。後にその中国という言葉は「帝王が都を建てた地を中心とする。ゆえに中国という」と解釈されるようになりましたが、中国の皇帝伝説の中ですでに「中国」という言葉は存在していたということです。 「中原」つまり古代中国の都があった地方において、「華」と「龍」とはじめは晋南を指す言葉でしかなかった「中国」ということばが出会いました。そして中国人、華人、龍的傳人という言葉が同義語となっていくのです。 |
2000年07月14日