燕京雑考 目次>>春の風物詩>>
咬春(ヤオチュン)
「咬春」とは、生の大根をかじる事。生の大根をかじって「春困(しゅんこん)」といわれる春の眠気を吹き飛ばすのだそうです。
「春餅」は、メキシコのタコスのようなものですが、朝日新聞の家庭欄にそのレシピが載っていたのでご紹介。(2000/03/05付)
「春餅」は小麦粉で出来た皮に味噌をつけ、具を巻いて食べるもののことです。
「春餅」の作り方
皮: 強力粉150g 薄力粉120g ごま油小さじ1 熱湯200ccを混ぜ、耳たぶぐらいの軟らかさにして20分ねかせる。棒状に延ばし20個に分け、1個直径6cmに伸ばす。ごま油を塗って2枚重ねる。それを直径18cmほどに再び延ばし、中火のフライパンで両面に焼き色をつけ、膨らんだら2枚にはがし、それぞれを4枚おりにする。
味噌: ごま油大さじ1で葱のみじん切り30gをさっといためる。赤だし味噌70g 砂糖小さじ2 水カップ半分を加えて混ぜる。
具: 鶏ささみ40gを千切りにしてしょうが汁、酒、片栗粉をまぶして油で炒め、もやし150gを加え塩で味付け。 豚の細切り肉100gに醤油、酒、しょうが汁、片栗粉をまぶし油で炒め、ザク切りの韮100gを加え塩で味付け。 塩を加えた溶き卵2個分を半熟状に炒る、別に長葱のみじん切り大さじ1 カニ100gを強火で油で炒め、半熟状の炒り卵を加え少々炒める。
皮は食べる間際に5分ほど蒸す。
2000/03/19
<<春の風物詩<<燕京雑考 目次