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黄砂


黄砂の吹く日、スカーフは必需品。女性は顔をすっかりスカーフで覆ってしまう。かつては大き目のスカーフで、(それも真っ赤な紗の)赤ちゃんをおくるみごと包んで抱きかかえて家路を急ぐ若い母親や父親を見かけたものだった。最近見かけないのは風が吹かなくなったからか、育児環境が整ってそのような風の日に赤ん坊を抱えて出退勤しなくてもよくなったからか……。それとも、そのような時間帯に、私自身が外出しなくなったから??

2000/03/19

現在中国の気象局では、「浮塵」、「揚沙」、「沙塵暴」、「強沙塵暴」という黄砂指標を使って黄砂情報を出しています。ちなみに視界1km未満を「砂塵暴」、500m未満を「強砂塵暴」というのだそうです。

2002年3月20日におきた黄砂現象で北京に降り積もった砂埃は約3万トン以上とも報道されました。この時の黄砂は過去10数年間で最大のもの。北京市では一時視界200mだったそうです。韓国の空港では飛行機が飛ばず、ロシア極東地域では黄色い雪が降ったとか。ちなみにカザフスタンやロシアで17日に発生、モンゴルゴビ砂漠や中国西北部で砂を巻き上げて勢いを増し、北京をはじめ中国北部の省、自治区計18地区影響があったそうです。

2004/1/29


2000/03/19
2004/01/24

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