魔女のお誕生会 2001/02/11

 

Invitation
   うちの子供たちは二人ともインターナショナルスクールに通っている。
こう言う学校に通っていると、さまざまなアイディアに出会うことができ、楽しい思いができることがある。

 Yokoが金曜日にもらってきたお誕生会の招待状は「羊皮紙」モドキの紙に、エメラルド色のインクでプリントされたものだった。
……これでピンと来たあなた。さすがです。

 そうなんです。今はやりの「ハリー・ポッター」のホグワツ魔法学校の入学許可証がそんな風なものでした。
 なんときちんとマクゴナガル先生のサインがしてあます。結構こった、インビテーション。

 招待状にはあれやこれやかいてあり、最後に「マントを着用のこと」……。
わ〜〜〜〜ぉ。どうしよう。ということであれやこれや探し回ったけれど、黒の生地なんてないし。お誕生会は明日だし……ということで大慌て。風呂敷なら、マントになるわ!と思って探したけれど無地は赤の小さい物だけ。どうしよう〜〜〜〜。


ホグワツ魔法学校からの
お誕生日の招待状

 

Wax Seal
 
 
インビテーションの封蝋
 蝋の封印は、スタンプで代用してありました。

 「紋章入りの紫色の蝋で封印がしてあった。真中に大きく"H"と書かれ、その周りをライオン、鷲、穴熊、ヘビが取り囲んでいる」(ハリー・ポッターと賢者の石第3章)

 という雰囲気は出ていますよね。

 

Party
   あ、木綿の紺の風呂敷があったはず!と和服を包んである風呂敷を探し当てた。呉服屋さんの名前が白抜きになっているけれど、折り込んでしまえば見えなくなる。襟のように端を折り返して、私のお気に入りのふくろうのブローチで前をおさえ、魔法のマントの出来上がり。
 魔法のマントはハリー・ポッターの本の中では黒とは限っていないのです。先生方も紺や、青や、そいろいろな色のマントを着ているのです。

 お誕生会では魔法使いのスポーツ「クディッチ」を箒を使ってやったとか……空を飛べない子供たちのために、お母さんがルールを考えたのだそうです。
帰りにもらってきたお楽しみ袋の中には、羽ペンならぬ、羽に鉛筆をつけた、羽鉛筆が入っていました。魔法グッズもどきの不思議なものがいくつか。

 小さい頃から、魔女にあこがれている陽子にとって、とても楽しいイベントになったようです。


お土産の羽ペンと
それを狙っている我が家の魔女猫?ミトン

 

<過去のアルバム< ぽんず 在 北京  
参考図書:

ハリー・ポッターと賢者の石

作:J.K.ローリング
訳:松岡佑子

静山社