野球観戦記@北京

中日+サーパス

vs.

天津チーム

2000年10月3日

日本 0 0 1 8 0 0 0 0 0 9
中国 2 0 2 0 0 0 0 0 0 4

(勝) 平井   (負) 北山

(勝打点) 河野

(本) 趙炳澤 

・日本 : 平井、太田、杉本 - 久保 

・中国 : 張万軍、*** - 任民

日本 荒木雅博(D)、田中雅興(S)、原田政彦(D)、河野亮(S)、藤井優志(D)、斉藤秀光(S)
今村文昭(S)、相川良太(S)、久保充広(S)、ショーゴー(D)
平井正史(S)、太田敦士(S)、杉本潔彦(S)
中国 劉建忠、候鳳蓮、趙炳澤、劉軍、杜世亮、任民、李偉、劉志誠、楊国剛
張万軍、***

試合の様子

1回表 先攻日本の選手達、なぜかだらだら。天候のせいもあるのか、昨日「白酒」を飲みすぎたのか(そう考えるのは駐在員の習性?)。そんな選手達に一塁側スタンドイライラ。

1回裏 今日の先発はなんと〜〜〜〜〜平井!背番号33の登板にマネージャー大興奮。しかし先頭バッターの劉に二塁打を打たれる。一塁スタンド爆発寸前。ヒットエラーで初回で2点。寒さが身にしみる。

2回  スタンドのイライラがグランドに通じたか?共に三者凡退とリズムよく試合が運ばれる。今日は中国のペース?

日本先発の平井

3回表 昨日は犠牲フライ以外目立ったところのなかった荒木が二塁打で出塁。けん制失敗のすきに三塁に進む。原田のヒットで荒木が生還。ようやく1点。塁に出た原田、二盗を決めスタンドに気合の入ったところを披露?

3回裏 またも先頭の候を出塁させる。(平井!興奮した分返してよぉ)続く張にツーランホームラン。中国側ベンチ沸く。(その実中国側のベンチは声もよく出ていて気合が入っている。日本側は、仁村コーチの声が聞こえるぐらい。さびしい……)

4回表 2巡目に入っている日本、藤井がヒットで出塁。続く斉藤の二塁打でノーアウト二、三塁。今村のセカンドゴロはあたりが強すぎて藤井ホームに突っ込めず、スタンドからブーイングが。しかし相川のセンターフライで返り同点とする。波に乗った日本、連続ヒットが出て3点追加。ここで中国投手交代。代わった投手の1球目を藤井が責め、また斉藤が三塁打のお見舞い。2球で3点を失ったが相川を三振にとりようやく3アウト。日本この回8点。

4回裏 平井はまたも先頭を二塁打で出すが、リズムに乗ってきた守りに支えられ0点に抑える。……さすがプロの守り。

5回以降、日本もリズムに乗り、中国も大量点を献上して気楽になったせいか、見ていて楽しい試合となった。……って特に書くような場面もなく、日本は太田、杉本とつないで4回以降を中国0点に抑え、面目を保った次第。

いつもはFOYUが陣取っている一塁側ベンチ。

この日はオリックス・中日の選手達が陣取っていた。

田中選手の、紺と黄色のBWカラーのバットケースになぜか感激。

ここで練習をしているのをはじめてみました。

智がカメラを向けると、オリックスと中日の選手たちは笑顔を返してくれました。

ちょっと照れくさそうなその笑顔にはまだあどけなさが残っていました。

 

 


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ぽんずの一言

試合後、昨日先発した天津出身の中日の投手、呂建剛投手にサインをしてもらいました。
マック・鈴木に似た雰囲気のかわいい?青年でした。
オリックスの帽子をかぶった智が「サインください」とボールを差し出すと驚いたような、照れたような表情をしてサインに応じてくれました。初めての大陸出身の日本プロ野球の選手です。近い将来、一軍入りして活躍してくれることと、期待しています。