オーダーメイドのセーター

 2001年3月27日

 

 

奥様口コミ情報
   昨年末頃だったか、友達からウールのカーディガンとセーターがアンサンブルで結構安く作れると教えてくれた。知る人ぞ知るスポットで、日本人の奥様たちがこぞって行っているという。聞くところによると中国人もあまり知らない場所らしい。でも春節(旧正月)前には相当混んでいたという。

 私も試しに!と思っていたが、なかなか行く機会がなく、友達に見本を託して、それと同じものをということで作ってもらうことに。159元(2500円ぐらい)でノースリーブ、タートルのセーターとカーディガンができた。

 

 

Yokoをつれて
   春休みのある日、Yokoを連れて、オーダーに出かけた。何かのときにちょっと着ることができるのでは……と思ったからだ。しかしとりあえずは本人を連れて行って、サイズを測ってもらいオーダーしなくては。次回からはその必要はないが……。

 彼女が選んだのはぱっとしたブルー。隣でおばさんがちょうど同じ色の仕上がったカーディガンを試着していた。毛糸で見た感じと、出来上がった感じはやはり違う。出来上がったものを見ると、イメージがわく。

 毛糸を選び、こんなデザインと見本で頼んで、採寸をする。そして工賃を先払いして(セーター45元、カーディガン50元)、引き換えの伝票を受け取り、オーダー完了。

 

 

受け取りに行く
   仕上がり日の次の日(午後といわれて遅い時間になるときもあるといわれていたので)、お店に出かける。Yokoがオーダーしていたときにいたおばさんもやはり同じ頃に来ていた。セーターを受け取り中身を確認する。やっぱり出来上がったもののほうが見栄えがする。毛糸代(54元)は使った糸の代金。糸を何玉買って編んでもらうというスタイルではないので使っただけの毛糸代が請求される。ちなみにぽんずのもので68元。子供のものは工賃は一緒だけど、毛糸代がやはり安い。

 そしてボタンのコーナーに。いろいろなボタンの中から透明なお花の形をしたボタンを選び6つ購入。これは一つ1元で6元。このボタンは、家に帰って自分でつける(私の場合、全部お手伝いさんにやってもらったが……(^^ゞ)

 学校から帰ってくるなり「Mommy、セーター取ってきた?」というYoko。ちょうど阿姨(アーイ・お手伝いさんのこと)がボタンをつけているところだったが、満足そう。ボタンがついて、早速来てみた写真が、この写真。(右上は中の半袖のセーター)

 日曜日に4年生の時の先生、ドリジャー先生がカナダから曽比に来ていて会食があったけれど、そのときに着たかったねと彼女。

 実は、Yokoはいやいやながらオーダーに出かけたのですが、今は大満足。

 

お店の紹介
   場所は東四という繁華街の北のほうにあります。生地が飾られているのが外からもわかり、私はずっと生地屋さんだと思っていました。

 中は、一階は紳士物などウールととシルクのコーナー。シルクはもちろんチャイナドレス・旗袍の生地も売っています。二階は木綿、化繊などの服地(すでに夏用に麻・棉混が出ていました)、カーテン生地などなど。売り場の合間に仕立てをするおじさんたちが机の上にデザインの本とメージャーを置いて、仕立ての注文をとっています。ワンピースで75元、パンツで30元とか……。(自分の作りたいものの値段を聞いただけ(^^ゞ)。

 中を見てわかるのは、結構普通に仕立てを頼んでいるということ。最近は中国風のブラウスやワンピースが流行っていますが、中国風のブラウスと、それにあわせたパンツを受け取りに来ていたお父さんに連れられた娘さんも見かけました。

 ただ、体にあったものが出来上がるかというと、それはそのときまでわかりません。(結構賭けに近いという話しも)。ただこれと同じデザインで同じサイズと注文して見本を持っていった場合、まったく同じ物が出来上がってくるのですが……。

 実は、売り場のおばちゃんたちにのせられて、麻・棉混の夏用のワンピースを試しにオーダーしました。200元ほど。1500円しないぐらい。あたりか、はずれか、それは出来上がるまでわかりませんが……

 

 

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