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 1996/10


 この季節「一場秋雨一場寒」という中国語を思い出します。一雨ごとに寒くなると言う意味ですが、日本語よりもこの中国語の表現の方が、この季節感をよく表しているような気がします。
 この時期、北京の青い空が特に恋しくなります。ミシガンの秋が北京の秋ににているせいでしょうか。それとももの悲しい秋という季節のせいでしょうか。
 「Qin(秦)」というゲームをやっているせいかもしれません。アメリカのゲームなのですが、舞台は中国。そして時折きれいな北京語を聞くことができます。
 寒くなり家にこもってゲーム。という週末が増えてきそうです。かつては氷点下の北京を歩き回ったものなのに。年をとったのかな?そんな気がする秋の一日です。


いよいよ1年生!!!

 入学式も始業式もなく新学期が始まりました。陽子は今年から1年生。ランドセルも黄色い帽子もありませんが、1年生になりました。

 担任の先生からそろえるように言われた物は、鉛筆、クレヨン、鞄、紙ばさみ、糊、はさみ。それに先生が撮ってくれた写真をはさむポケットアルバム。それだけでした。そしてそれを各自買いそろえるだけ。簡単なものです。

 初日は半日で学校は終わりですが、二日目からは1年生も3時までの授業です。お弁当持っていったり、学校のカフェテリアでお昼を食べたり。そんな生活が二日目からは始まりました。国語(もちろん英語)、算数、科学に社会、そして体育、音楽、アート、図書館といった授業。それに陽子には英語の特別授業があります。

 小さな子どもに3時までの授業は大変なのでしょう。「バスの中で寝ちゃった。」とよくいって帰ってきます。それでも帰ってきてからは、学校であったこと、転校した友達のこと、先生のことを一生懸命話してくれます。

 週に2回宿題の日もあります。それにバレエにピアノに...。あっという間の1日。週休2日でなくては体が持ちそうにもありません。でも金曜日の夜から陽子は月曜日になるのを待っています。学校が大好きな1年生です。


ルネッサンスフェスティバル

 今年もルネッサンスフェスティバルに行って来ました。このお祭りは中世のヨーロッパを舞台にしたお祭りです。会場は中世の街並みらしき建物が立ち並び、人々は中世のような衣装を着ています。そして出し物を演じたり、手作りのおみやげを売ったり、見物をする人も衣装を身につけお祭りを楽しんでいます。

 このお祭りは8月9月の2カ月間、それも週末しか開かれません。そのためかたくさんの人出でにぎわいます。またその2カ月の間、毎週違ったテーマがあり、そのテーマによって違ったパフォーマンスをみることができます。中世の音楽、お芝居、アクロバット、踊り等々。様々なものが楽しめます。

 子どもたちにはメリーゴーランドなどがあるのですがすべて人力。そうです、そのころには電気なんてありませんでした。メリーゴーランドの横で回し手が倒れているのはお愛嬌。乗っているのはほんとに小さい子どもだけです。

 あれを食べて、これをして、出店をひやかして中世のお祭りにタイムトリップできるひとときです。

 行ってみたい方、8月9月のデトロイトにどうぞ。一緒に中世ヨーロッパにタイムトリップしましょう。ちょっと変わった観光スポットです。


デトロイト復興!!!

 先月の朝日新聞にデトロイトの復興のことが記事になっていました。2年前ぐらいから、ダウンタウンに行くたびに街がきれいになっていると感じていました。

 デトロイトは歴史のある街で、かつては全米第2の都市といわれたこともありました。自動車産業華やかなりし頃のことです。でもその自動車産業が衰退するとともに街も荒れ果て、犯罪都市として有名になるにいたります。

 ここ数年来の自動車メーカーの努力が好景気と結びつき世界の自動車の都は少しづつですが活気がでてきました。そして街の雰囲気がずいぶんとよくなりました。街を歩く人の数が増え、自転車も多く見かけるようになりました。犯罪も減ってきているのではないでしょうか。

 そして今、GMがダウンタウンに移転を発表、復興にいっそう弾みがつきそうです。タイガースタジアムも新築されますし、フットボールスタジアムも郊外から移転してきます。

 デトロイトの市長がアーチャー市長に代わってから街は本当に変わってきました。先週はまだぼろぼろのビルが建っていた場所が、今週は瓦礫の山になり、しばらくすると平地になります。来年にはどんな建物が建っているでしょうか。楽しみです。


秋恒例の...

 もうすぐリングリング・サーカス!!今年で連続3回目。楽しみです。

 サイダーミル:リンゴを絞ったサイダーを飲んで、ドーナッツをほおばる。ミシガンの秋です。

 リンゴ狩り:一袋7ドル。何キロはいるのかしら?「1日1個のリンゴで病知らず」というそうです。今年も2袋はとってこよう。

 ハロウィン:今年も陽子は魔女の仮装をする予定。智はまだ未定です。黒猫にして「魔女の宅急便」のキキちゃんとジジくんにしようかしら。

 写真の日:どんな顔に写っているかな?去年の智の写真はとっても評判よくとれてました。さて今年は?


本の紹介

MICHIGAN LIGHTHOUSES
ミシガンの灯台

 今回はミシガンメモでふれた本を紹介します。

 デトロイトは港としても有名です。運河を通ってくると大西洋から一路水路を通って船でくることができます。またシカゴへもしかり。その水路の安全のためミシガンは灯台に囲まれています。そしてその数 116。そのすべての灯台が紹介されています。でも、残念なことに私有地内のものも少なからずあり、それについては遠望できる地点を紹介しているにとどまっていますが。

 見学者を受け入れている灯台、博物館が併設されている灯台なども紹介されていてます。

 この本によればミシガンの湖岸線は3,000マイル(4500KM)を超えるとのこと。116の灯台があるというのもうなずけます。

著者: Laurie & Bill T. PEnrose
出版: Reiede Publications


ミシガンメモ

 今年は灯台がはやりなのか、灯台の絵や写真をよく見かけます。

 観光ガイドを兼ねた写真集も売られています。ミシガンにある灯台はなんと116。

 かなり大きな貨物船が湖を行き来しています。

近 況

HIRO:
新しいパソコンを買いました。
会社のパソコンも新しくなりました。

TOMOKO:
古いパソコンが私専用になりました。
あれもして、これもして...

YOKO:
新しいゲーム終わっちゃった!!つぎかって!!

IAN:
ぼくはスヌーピーのゲームしてるよ!!


後記:10号になりました。
なにか特別企画をと思ったのですが、
いつものようになりました。
マイペースで進めていきたいです。
これからも応援よろしくお願いします。