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野球観戦記@北京

日本 中日+サーパス

vs.

中国国家隊・北京隊
(ナショナルチーム)

2000年10月2日

開会式の様子

日本 2 0 0 2 2 0 0 0 0 6
中国 1 0 0 0 1 4 1 0 x 7

(勝) 李晨浩   (負) 北山

(勝打点) 羅衛軍

(本) 河野、斉藤、羅衛軍 

・日本 : 呂、北山、福沢 - 清水 

・中国 : 王占鵬、李晨浩 - 羅衛軍

ドラゴンズ+サーパスの選手の皆さん

日本 幕田賢治(D)、荒木雅博(D)、原田政彦(D)、河野亮(S)、藤井優志(D)斉藤秀光(S)、
ショーゴー(D)、相川良太(S)、清水清人(D)、呂建剛(D)、北山茂利(D)、田中雅興(S)
福沢卓宏(D)
中国 孫嶺峰、謝静、江暁宇、羅衛軍、孫【火韋】、王偉、王欣、陳哲、李韋良、馬克、
王占鵬、李晨浩

試合を前に

 恒例化しつつある中日・オリックス二軍の訪中試合が今年も行われた。

 昨年来、野球に興ずる子供達が多くなってきていることを感じていることもあり、中国の試合ぶりを観戦したく、球場に足を運んだ。

 中日・オリックス二軍訪中の前には、アメリカのマリナーズ傘下の3Aチームも訪中、試合をしているとのことで、どんな試合が行われるか興味があった。

試合の様子

1回表 昨日日本から移動してきたドラゴンズ、サーパスの選手達は疲れも見せず。先頭幕田がヒットで出塁、4番河野に右中間オーバーのホームランが出て2点先取。日本側応援団沸きに沸く。

1回裏 日本側先発は、中国から初めて日本のプロ野球界いりした呂。ご両親が観戦と言うことで緊張しているのか2番謝静に四球を与え、けん制失敗で三塁までの進塁を許してしまう。そして4番羅衛軍の適時打で1点。

初回両チーム得点後、気合の入った試合展開に。

4回表 先発王の投球が乱れ出す。斉藤死球、続くショーゴーは三振に倒れるが、相川四球で一、二塁。清水のヒットで斉藤がかえり1点追加。幕田四球のあと荒木のライトフライが犠牲フライとなってこの回2点目。

4回裏 中国側は呂をまだ責めきれず、この回三者凡退。

5回表 初回にホームランを放った河野がまたもヒットで出塁。そして同じサーパスの斉藤に2ランホームラン。攻撃でのサーパスの活躍に、ドラゴンズファンが多い応援団、若干イライラ気味。ここで中国は投手交代。本格派?の李晨浩に。

5回裏 この回先頭の馬は、チョットした注目株との話。そのうわさにたがわず二塁打を放つ。そして身長165cmとオリックス大島より小さいセカンドの謝静が適時打。中国、呂を捕らえだした模様。

6回表 王占鵬のボールがどちらかというと遅かったため、代わった李晨浩の速球にタイミングが合わない。みんながみんな振りおくれ。

6回裏 この回呂が行くのか、代わるのか応援団は興味津々。でてきた呂に「仁村は呂の面子を考えている」などとのコメントが。もうそろそろつかまってもおかしくない呂。その予想どおり中国この回2二塁打、2安打の猛攻で3つの四球もあり4点追加の同点。中国側ベンチ沸きかえる。

7回表 李晨浩に日本、完全に抑えられ三者凡退。…… 応援団沈黙。

7回裏 ルーキーの山北がマウンドへ。先頭バッター、この日10割の羅衛軍がホームラン。中国逆転。

8回表 反撃に出たい日本。清水、幕田で1アウト一、二塁とするが攻撃が続かない。代打・田中が三振で0点に抑えられる。

8回裏 中国側ベンチはイケイケムード。代わった福沢、なんとか一安打に抑え、最後の攻撃に逆転の望みをつなぐ。

9回表 しかし日本、攻めきれずゲームセット。応援団に中国侮れず!との印象を残した一戦であった。

先発を控えて、開幕式のあいだ投球練習をしていた中日・呂建剛選手
スコアボードも化粧直しをしてきれいになっていました。

 


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ぽんずの一言

 当日は、球場の安洪利氏から招待券とプログラムをいただき、試合を観戦させていただきました。

 この日は上海からも中日の応援団が来燕。残念ながら負けてしまいましたが、野球ファンが多く集まり、楽しい野球観戦が出来ました。

 なんと、五人百姓の長濱氏がドラゴンズの応援横断幕とお手製のサーパス応援の横断幕を持って登場。選手達のびっくりした表情も楽しかったです。

 また二年後……かな?

 ちょっと耳にしたのですが、3Aとの試合のとき、中国側があまり打つので、金属バットの使用を控えてもらったということがあったのだそうです。中日+サーパスはそんな申し入れはしませんでした。でも、同じ条件での試合を見たいですよね。

日本の応援団

メガホンを持っているのは五人百姓の長濱氏(団長?)

左上のほうに平田君、金山君、ボスの姿が……